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ママとパパのリレーエッセイ
ー第124回ー
yori3さん

長男が2歳くらいの頃、幼稚園前の親子で遊べる施設で水遊びをしていた時のことです。幼児教育の勉強をしているという学生さんが来て、親子で遊びに来ているママたちに質問をしたいと言われました。

まだ、ちゃんと話せる訳ではないこどもの言葉に対応して「はいはい、もうこっちに行きたいのね。」などと私が話している様子を見て、「今の(ことば)で、どうしてわかるんですか?」とびっくりして尋ねてきました。
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若いお姉さんの素直なびっくりに、私がびっくりしました。親しか聞き取れない時期もありますね。それに、ことばだけで聞いていた訳では、なかったのだな~と思いました。

さらにトライ・アンド・エラー方式で、「これ取って欲しいの?」「あら、ちがうの。こっちだった?」なんていうのや、聞き取れなくても同意を求めているなと感じたら「うんうん、そうだね~」だけで、満足そうに納得している我が子に、内心「なにが、そうだったのかな~」と
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少々気なりながらも、「うん、そうなの!」とばかりにニコニコしているので、つくづくかわいいと思ったものです。

時には、なかなか思いをわかってあげられなくて、お互いにキーってなっちゃうときもありました。でも、まだ言葉は、しゃべりはじめない赤ちゃんとだって、話?が通じることもあります。なんだか、不思議だな~と当時、感じたのを思い出しました。
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こどもが生まれて、自分の計画の通りには、なかなか事が運いことを知り、こどもと行くからこそ楽しい場所やイベントがあることを知り、子育ては、発見がいっぱいです。

特に、こどもが小さいときには、仕事から帰って来たパパに、本日のおもしろエピソードをシェアしていました。

長男が年中の頃に、ジブリ美術館のチケットを買いに行ったときのことです。

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私は息子に「トトロの券を買うからね(^^)」と説明。
「ととろのけん!わ~!」
とハイテンションの息子。受付で発券してもらい、「買ったよ~帰ろうね~」と声をかけると、「どこにあるの?」と聞くので、えっ、チケット見たいの?と思いつつ「これだよ。」と、見せてあげると、「????えっ?トトロのけんどこ?」と、納得のいかない様子、、あれっ?これはもしや!
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そうです。息子はトトロの剣と勘違いしていたのでした。もしかして、剣と思ったの?とおそるおそる私が聞くと、本人も、はっと自分の間違いに気がついたようで、かわいく照れ笑いをしたのでした。妹たちにも、語り継がれている兄の小さい頃の武勇伝?のひとつです。
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