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アイコンママとパパのリレーエッセイ
ー第144回ー
小泉さん

三鷹市社会福祉協議会みたかボランティアセンターの小泉と申します。
ボランティアセンターでは、子育てに関わる方が三鷹市内にたくさん増えてくれたらという思いで「子育てサロンボランティア養成講座」という、子育て支援に関わる人材の育成を行っています。

私には現在2歳の息子がいて、日々子育てと仕事に追われる日々を過ごしています。
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子どもが生まれる前から子育て支援に携わっていましたが、実際自分が子育てをしてみると、子育ての大変さを実感ました。

その中で一番感じたことは、子育ては孤独ということ。

私は親元を離れて、友だちも知り合いもいない土地で子育てをすることになり、子どもが生まれてからは日中誰にも会わないことが多くなりました。
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子どもが生まれる前は外出も自由にできたのに、子どもがいることで活動範囲は狭くなり、できることも少なくなります。

初めての育児は分からないことばかりで、「赤ちゃんがなかなか泣きやまない。どうしたらいいのか。」とか、「ミルク飲んでくれないのはどうしてだろう。」とか、次から次へと疑問ばかりがあり、その度に不安になりストレスを抱えていました。
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そんな生活をしていて思ったことが、身近な子育てサロンの重要性です。

私の住んでいるところでは月1回子育てサロンがあり、そこに行くと自分と同じようなお母さんがいて、他の赤ちゃんと触れ合ったりおしゃべりしたりすることで子育ての不安やストレスが解消できました。
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ベビーカーを押して歩いて行ける範囲に、お母さんと赤ちゃんがあつまる場所があって良かったと実感しました。


三鷹でも、私と同じように、知り合いや友だちがいない環境で孤独な子育てをしているお母さんはいるはず・・・そんなお母さんが、少しでも育児の不安やストレスを解消できて、楽しく子育てできるようなお手伝いをしていけたらと思っています。
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三鷹市社会福祉協議会では、地域で行っている子育てサロンの紹介やサポートをしています。

しかし、三鷹市全域で地域ごとにそのような活動ができているわけではありませんので、今後子育てサロンがもっとたくさんの地域でできるよう、これからも担い手の養成や子育てサロンの企画等に取り組んでいきたいと思います。
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