初めまして。ご縁あってリレーエッセイを書かせていただきます。三鷹市に勤務するダンボと申します。私には3歳の娘が1人おり、そして実は今2人目を妊娠中です。
今回は、2人目の妊娠が発覚した時のことをお話ししたいと思います。
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よく、2人目を妊娠した時、上の子が予言するなんて話を聞いたりしますよね。実際、私の知人もまだ妊娠しているのかわからない時期に「ママのお腹に赤ちゃんいるよ。」と上の子が急に言い出したので、検査をしてみると確かに妊娠していたなんてことがありました。
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なので、そろそろ2人目が欲しいなと思った頃、もしかしたら予言してくれるかもと娘に「赤ちゃん来てくれるかな?」と聞いてみました。娘の反応はいまいちで、「うん!」と言った後すぐに「ううん、来ないよ~」と言ったり。予言らしい予言はありませんでした。残念に思いつつもそんなものかとそのことはしばらく忘れていました。 |
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そんな時、娘が生まれて初めて飛行機に乗って3泊4日の家族旅行に行きました。娘の好きな水族館に行く予定もしていたので、きっといい思い出になるはずとワクワクしていました。
しかし、旅行中の娘の様子がいつもと違いました。普段、娘は主人のことも大好きで「ママの抱っこがいい!」なんてぐずることはほとんどありません。 |
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しかし、飛行機を降りた空港から「ママの抱っこじゃなきゃ嫌だ!」「ベビーカーはママが押すの!」「ママのお膝がいい!」など怒涛のママ指名(笑)始めはかわいいなと思っていた私も、あまりにずっとママなので、旅行が終わる頃には「いい加減にして~」とくたくたになっていました。
旅行前に少し体調を崩していたこともあり、その時は機嫌が悪かったのかな?しばらくすれば元に戻るだろうとあまり気にかけていませんでした。 |
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しかし、旅行から帰ってきた後1週間経っても、ずっと「ママ」「ママ」「ママ」の状態。さすがにおかしいと改めて思い当たることを考えている中で・・・「もしかして」と検査をしてみたら見事妊娠していました!
偶然娘の機嫌が悪い時期と重なったと言えばそれまでですが、私はきっと娘なりに野生の感で2人目ができてママを取られると危機感を感じていたのだと思っています。
子どもって大人にはない力があるのだと思います。 |
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現在の娘はと言うと・・・「ママのお腹の赤ちゃん元気かな?」と聞いても「赤ちゃんいなくなっちゃったよ!」などの怖い発言をして私たち夫婦をヒヤヒヤさせています(笑)
そんな娘ですが、少しはお姉ちゃんになる自覚が出てきたのか、時折「赤ちゃんに絵本読んであげる」「赤ちゃんにお歌歌ってあげる」などほっこりする姿も見せてくれるようになりました。 |
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今はお腹の赤ちゃんが無事に育つことを祈りつつ、娘の成長も楽しみに毎日を過ごしているところです。
がんばれ、お姉ちゃん!! |
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