第四回 おやつを考える


子供のおやつは軽食です
(間食)は元々、3度の食事を補うものです。 
子供のおやつ(間食)は、1回の軽食と考えていただくとよいかもしれません。 
当然、おやつ=軽食 の回数が多ければ、3度の食事で取る量は少なくなってしまいます。 
子供のおやつ(間食)は甘いものになりがちですが、甘いものの食べ過ぎは食事時の食欲を減退させてしまいます。
その上、糖分の消化には、多くのビタミンやカルシウムが必要とされます。
おやつ(間食)の回数が多ければ、栄養バランスの悪い食生活になってしまうだけでなく、虫歯のリスクも高くなってしまいます。 
おやつ(間食)の内容は、甘いものだけでなく栄養面も考えて、ひと工夫したいものです。


早くから甘いものに慣れさせない!
あまり早い時期から多くの甘い味(特に甘味の強いもの)を覚えてしまうと、その後甘いジュースしか飲まなくなってしまったり、早くからむし歯を作ってしまったり苦労することが多いようです。
果物、野菜などの自然のほのかな甘さは問題ありませんが、砂糖の甘さは子供にとって強烈です。
例えば糖濃度で比較すると、果物や野菜の甘さは15%以下ですが、クッキーは30%、チョコレートは50%、あめは90%にもなります。 
子供が好きだからと、砂糖の入った甘いお菓子やジュースを与え過ぎると、甘い物への欲求はエスカレートしてしまいます。
低年齢児の味覚はまだ未発達です。
この時期に甘みの強いものを与えると味覚の発達が妨げられ、甘党の子供を作ってしまいます。
お口や全身の健康を守る生活習慣をつくっていただくためにも、甘い物を控えた食生活を心がけましょう。


虫歯予防のポイントはシュガーコントロール
虫歯予防のために、「〜を食べたらダメ!」という事はありません。
糖分の摂取回数を控えめにすることが基本となります。
代表的な糖分には、食べ物や飲み物に含まれる砂糖(ショ糖)や、果物に含まれる果糖やブドウ糖などがあります。
糖分の含まれる食べ物や飲み物をとる回数が少なければ、より虫歯になりにくくなります。
とくに注意したいのは、前述したように3度の食事以外にとるおやつ(間食)の回数です。
飲食をすると、プラーク中のpH(ペーハー)は酸性に傾き脱灰がはじまりますが、しばらくすると唾液の働きにより再石灰化されます。
おやつ(間食)の回数の多い食生活では、脱灰の時間が長く、再石灰化の時間が短くなり、むし歯の危険性が増大します。
また、寝る前の飲食は最も危険です。
寝ている間は口の中のだ液の流れが弱いので、再石灰化が不十分となり脱灰が続くためです。
糖分を上手にコントロールすることで、むし歯菌の養分になるものを少なくし、菌の繁殖をおさえるこで虫歯リスクは軽減するのです。
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2005年10月号