第18回 馬鹿に出来ない唾液の話


唾液の特徴

梅干しやレモンなど、目にしただけで口の中いっぱいに広がる唾液。 
日常それほど意識することのない唾液ですが、いったいどこから出てくるのでしょう
か?
      
唾液は、主に耳下腺(じかせん)、舌下腺(ぜっかせん)、顎下腺(がっかせん)という3つの大唾液腺から口の中に開口する管を通って唾液を分泌します。
また、口腔内の粘膜に広く小唾液腺が分布し、唾液の出口が粘膜に開いています。

耳下腺からは水のようにさらさらした漿液性の唾液、舌下腺からはネバネバとした粘液性の唾液、顎下腺からはさらさらとネバネバが一緒のような混合性の唾液が分泌され、1日の総量は約1〜1.5リットルにもなります。


唾液はお口の防衛軍

「眉につばをつける」「天につばをする」などのことわざがあるように、一般的にあまり良いイメージではない唾液。
しかし、人間にとって唾液は無くてはならないもので、様々な大切な役割をしています。

1)消化作用
口腔内は消化器官としての重要な働きも持っていて、唾液アミラーゼという酵素ででんぷんを分解し、胃や腸での消化吸収を助けるという役割をしています。

2)溶解作用
味物質を溶解して、味覚を促進させます。

3)自浄作用
歯の表面や歯間に付着したプラークや食べかすを洗い流してくれます。

4)潤滑作用
口が乾かないように、発音や会話をスムーズにします。

5)抗菌作用
リゾチームなど抗菌作用を持つ物質により、細菌の増加を抑えています。

6)保護作用
粘性のタンパク質ムチンが、粘膜をうるおし、食物などの外部からの刺激に対して口腔内の粘膜を保護しています。
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2007年1月号