三鷹で活躍されている助産師の浅井先生が 皆さんの質問にホームページ上でお答えします! |
第三十四回
1歳2ヶ月の男の子です。 哺乳びんを卒業した頃から、それまで見向きもしなかったおしゃぶりが急に大好きになってしまいました。こちらから積極的に与えてる訳ではないのですが、見つけると指をさして「ちょうだい」と騒ぐし、それが無いときは、本などを食いちぎってしまうので結局、1日の大半はおしゃぶりをしているような感じです。 おしゃぶりがあると落ち着くのかな、とも思いますが、1歳を過ぎてのおしゃぶりは、歯並びや発語に影響がある、と言う話もあるしどうしたものかと思っています。 よろしくお願いします。 |
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哺乳瓶を使っている時は、おしゃぶりは必要なかったのだと思います。赤ちゃんは「口唇欲求」と言い、何か吸っていたい触られていたいという本能の欲求があります。まだ1歳2ヶ月ですものね〜。無理はありません。多分欲しがる時は家にいる時で退屈な時や眠たい時でしょう。 でもせっかく哺乳瓶を卒業したので、そろそろここは辞める方向で持っていってもよいと思います。小児歯科の先生もおしゃぶりはやめるように指導されていると思います。1歳6ヶ月までには卒業したほうがよいです。 そろそろあんよもしっかりしてくる頃ですよね。しっかり外遊びをして適度な疲労を作ります。家に帰っておしゃぶりを欲しがったらりんごのスティックなどをあげてみてください。強行な対処はおしゃぶりをすべて捨ててしまう(隠してします)事です。多分哺乳瓶を卒業したときにおしゃぶり自体がなければ、使うことはなかったと思います。一時的にかんしゃくを起す事もあるかもしれませんし毛布やタオルなどに代替することも予測できますが、ママも一緒に探すふりをして「なくなっちゃったね〜」と言いながら説得させてみてください。あんよがしっかりできるようになると、外への好奇心が増えてくるので自然に卒業できると思います。大変かもしれませんが、要はママの決断です!頑張ってください。 |
質問の受付は、2013年2月28日をもって終了しました 長い間ご愛読くださり、ありがとうございました! |
2005年4月号