助産師さんにしつもん!

三鷹で活躍されている助産師の浅井先生が
皆さんの質問にホームページ上でお答えします!

第五十六回


 8ヶ月になる娘がいます。夜の睡眠について相談です。

  6ヶ月頃は8時に寝て、夜中2時ころまでおきずに寝てました。そして1回おっぱいをのんでまた朝6時まで、ぐっすり寝てました。

 ここ、2ヶ月ほどまた新生児の頃のように3時間おきに起きて(11時、2時、5時)ます。しかも5時の後は、30分から1時間おきに起きます。だっこしたり、子守唄をうたって寝せようとするんですが、どうしても寝なくて、おっぱいばかりほしがります。

 昼間のお昼寝は午前中に30分から1時間。午後も30分から1時間くらい。

 夜長い時間寝てくれないのは、なぜでしょうか?夜のおっぱいを少しづつへらしていくべきでしょうか?

 ちなみに昼間のおっぱいはだいたい4時間おきくらい。離乳食は2回食です。




 夜中の小刻みの睡眠と授乳、ママもとても大変ですね。昼寝もそれほど夜間に影響ある程寝ていないので、昼間の生活はそのままでよいと思います。

 確かに赤ちゃんは6ヶ月過ぎると、夜間の授乳は必要はないと思います。添い乳が逆に、特に明け方の5時〜頻繁に起きる原因になっている事も考えられます。添い乳はママが疲れているときや、具合が悪い時はよいのですが、赤ちゃんによっては胃が活発になり、添い乳によりかえって眠りが妨げられる事もあります。添い乳はまったりするので眠っていると思いますが、意外と眠りは浅いのです。抱っこして授乳すると寝るけど、置くとすぐ起きるという事は経験があると思います。

 ドイツの先生が書かれたねんねトレーニングをされてみてはいかがでしょうか?書籍の名前は「赤ちゃんやすやすやねんねする魔法の習慣」という本です。

 簡単に説明すると、まず今日からは一人でベット(布団)でネンネできるように言い聞かせます。おやすみなさいの儀式(本を読んだり穏やかな時間を過ごす)をしたら子供が目を覚ましている間に寝室を出ます。

 子供が泣き出したら、3分待って側に行きます。そして1〜2分子供にやさしく声をかけてなだめますが絶対に抱っこしたりおっぱいをあげてなだめようとしてはいけません。子供が怒ったり興奮したら素早く立ち去り、何度でも様子を見に行きます。子供が落ち着いても、泣き続けていても、2分後には部屋を出て5分待ってから側に行き、やさしく声をかけてなだめます。

 1〜2分で部屋を出て今度は7分後に側に行きなだめます。寝つくまでこれを繰り返します。

 2日目は、最初の3分を5分に伸ばし、最後の7分を9分間隔にします。

 3日目は、7分からスタートして、最後は10分間隔にします。その後、順調であれば10分間隔で様子を見るようにします。子供の側に行くのは、本格的に泣いた時だけにします。

ただこれだけであとは

・夜の睡眠時間は11時間とる。
・午前と午後に1時間半のお昼寝を2回とる。
・昼寝前の3時間は活動の時間にする。
・夜の就寝時間まで4時間は絶対に寝かせない。
・最後の授乳は就寝時間の30分前に終わらせる。

すべての赤ちゃんがこれで成功するとも限りませんが、トライしてみてもよいでしょう。 無理せずパパも協力も必要ですのでパパのお休みを利用してみるのがよいでしょう。

「赤ちゃんがすやすやネンネする魔法の習慣」表紙。クリックすると大きい画像がご覧いただけます。



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2006年10月号