助産師さんにしつもん!

三鷹で活躍されている助産師の浅井先生が
皆さんの質問にホームページ上でお答えします!

赤ちゃんの健康・生活・お世話

第七十四回


 5ヶ月にもうすぐなります。日焼けと肌の乾燥について質問です。

まず、日焼けですが、毎日お散歩をしています。外に行くときは常に帽子をかぶせ、紫外線の強いときは顔が直射日光にあたらないように努力しているのですが、それでも帰宅すると、ほっぺの下半分とあごのところが赤く(りんご色)になっています。

これって日焼けなのでしょうか。それとも外気にあったったときの乾燥なのでしょうか。

肌はほってっているようではないのですが。保湿はしていますが。。。

日焼け止めはぬるべきですか。何ヶ月からなら大丈夫ですか。またお勧めの日焼け止めがあればおしえてください。

また日焼けしたあとの手当ては?

それから、肌の乾燥についてです。
顔の肌が乾燥していて保湿(小児科で白色ワセリン)を処方されました。ぬってもやはりかさかさしたり粉ふきになったりして完治はしていません。

また眠いときやおっぱいのんだあとは、つめを切っていても、ひたいや耳をかきむしり、キズになってはなおるという繰り返しです。

そこで(一度白色ワセリンをやめて)まずカモミールのエキスを薄めてパタパタとローションのように肌にしめらせてそのあとにWELEDAのベビーフェースクリームをぬったのですが、すぐ乾燥してかさかさになります。
結局今は(鉱物系なのでいやなのですが、みんながすすめるので)白色ワセリンを授乳したあとに必ず一度ぬれたガーゼで顔をふいて、ぬってみています。やはりかさかさした地の肌はなおっていません。このまま根気づよく乾燥している間、白色ワセリンでがんばるべきなのでしょうか。

Curelクリームにしてみるべきでしょうか。これだけのことで小児皮膚科にいく必要はないとおもって今日までやってますが、やはり皮膚科に一度いくべきなのでしょうか。強い軟膏や、逆に悪化する軟膏がだされるのがいやで、まだいっていません。

乳幼児もきちんとみてくれる皮膚科は新宿区内でご存知ではありませんか。。。。




【日焼け編】
今年は夏になるのが早いようで、紫外線対策もそろそろ考えているママも多いようですね。

外出後に頬や顎の下が赤くなるのは多分日焼けかあと強風の時の乾燥かと思います。お家に入ってしばらくすると赤味が引けば、多分日焼けでしょう。

帽子や木陰を歩いてもアスファルトや車やショップのガラスなどでも照り返しで陽射しを浴びることが考えられます。

30分以上外出するときはこまめに日焼け止めクリームを塗る事をオススメします。

おすすめの商品は特にありませんが、赤ちゃん用であれば、それほど成分の差はありません。生後3ヶ月から使用できる商品が多いようです。

商品を選ぶ時はSPF30以上のもので、あと無香料ノンアルコール石鹸ですぐ落ちるか、をポイントにされるとよいでしょう。

メーカーによっては、桃の葉エキス入りとかヒアルロン入りとかで他社との差別化をしています。ママのお好みでよいと思います。

ラベンダーウォーター。クリックすると大きい画像でご覧いただけます。 日焼けしたときの手当ては、まず水で濡らしたガーゼなどで冷却をしたり、消炎効果のある、ラベンダーウォーターやカラミンローションなどでパッティングするとよいでしょう。


【乾燥編】
白色ワセリンでも、成分が落ちると乾燥はしますね。あまりよくならないという事であれば、一度皮膚科に受診されても良いと思います。

鉱物油が気になるようであれば、馬油か羊のオイル(ラノリン)から作るピュアレーンやランシノーという商品もあります。あとはスクワランオイルやホホバオイルも肌の乾燥に効果があります。赤味を伴う時はカレンデュラオイルがよいと思いますが、赤ちゃんとの肌の相性もありますので、一概には言えないようです。馬油も今はローションタイプのようなものもあります。

新宿区のオススメの皮膚科ですが、申し訳ありませんが把握していません。新宿区の保健所などでお問い合わせください。

質問の受付は、2013年2月28日をもって終了しました
長い間ご愛読くださり、ありがとうございました!

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2007年5月号