助産師さんにしつもん!

三鷹で活躍されている助産師の浅井先生が
皆さんの質問にホームページ上でお答えします!

カテゴリー:ママの体のこと

第133回


はじめまして。1歳7ヶ月になる子どもがいます。

先日、婦人科でカジンダ膣炎と診断されました。のみ薬とぬり薬を処方されました。
その後経過を診てもらうために再来したときに出産時に裂傷し、縫い合わせた膣の下部分(お尻側)にポリープができている。とのことでした。その場で切除していただきました。

子どもを産んで1年以上経つのにそういった症状はあるものでしょうか?別の病気(性病など)ではないか心配です。

また、そのままカジンダのぬり薬をぬっても大丈夫なのでしょうか?

その病院の先生は大丈夫とおっしゃていましたが、少し心配です。

よろしくお願い致します。





まずポリープについてですが、会陰縫合の時に縫い目の部分で余った組織がそのままで、その事をポリープと言っているのか、また縫合部にあらたにポリープができたのかは不明ですが、良性腫瘍なので心配はいりません。

正式には前者の場合はポリープとは言いません。縫い合わせの皮膚の事を言いますので、そうだとしたら先生はてっとりばやくポリープという表現をしたのかもしれませんね。

もともとポリープが出来やすい体質の人もいますので、子宮がん健診を1年に1回やっていればその時にポリープがあれば見つけられるので大丈夫です。

ポリープは切除してあるので、カンジタのお薬を塗っても大丈夫です。夏場や蒸し暑くなったり、ママの抵抗力が落ちるとカンジタにもなりやすくなります。こまめに下着を替えたり、シャワーをこまめに浴びたり休養も大事ですね。おりものシートの多用でもカンジタになりやすい人もいますので、コットンの下着をこまめに交換したほうが治りは早いです。

どうぞお大事にしてください。



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2008年9月号