助産師さんにしつもん!

三鷹で活躍されている助産師の浅井先生が
皆さんの質問にホームページ上でお答えします!

カテゴリー:赤ちゃんの健康・生活・お世話について

第184回



いつもホームページ拝見し、大変参考にさせて頂いています。

2カ月の女の子なのですが、最近眠いときや、おっぱいの前後、寝起きなどに顔をこすったり時にはひっかいたりします。爪は短く切るようにしているのですが、それでもたまに引っかき傷ができていて心配です。とくに、乳児湿疹もあり、肌が弱いのですが、これは乳児特有の動作なのでしょうか?自然としなくなるものですか?

教えてください!







2ヶ月児になると自分の手の存在に気がつき、じ〜っとみていたり、指をお口に入れてチュパチュパしたかと思うと、ゲンコツを喉の置くに入れて「うえ〜」っとしたりしますよね。(笑)

顔もよくひっかいたり、目の中に入れて泣き出す赤ちゃんも多いです。確かに肌が弱い赤ちゃんはミトンを被せたりしますが、結構、手の中が蒸れやすくなるのではずした方がよいでしょう。

時期が来ると収まりますので、基本は放っておいてよいですが、ガラガラを持たせたり、ママの手でにぎにぎしてあげたり、ベビー服で被せたりして対処いたしましょう。

ひっかき傷にはピュアレーン、ランシノーという羊のオイルがよく効きます。なめても大丈夫ですし、乳首の傷によく使われる製品です。杏林や武蔵野日赤の売店で販売されています。



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2010年5月号