2006年10月
「幼児教育」座談会
10月25日水曜日、気持のいいお天気の中、三鷹市協働センターにて
「幼児教育について」座談会を行いました。

参加者は 大人4名、子ども2名(1歳9ヶ月と5歳)の合計6名です。

自己紹介を行った後、「幼児教育」という言葉からお考えになることを一人一人お話していただきました。

全体的には幼稚園受験の為の塾について、家庭教育について話題が集中しました。

「幼児教育のイメージとしてはお受験の為に通う塾やおけいこの内容が該当する気がする。幼稚園や保育園は集団行動や協調性などを学ぶ所で、幼児教育という感じはしない」
「幼児教育は何歳から始めたらよいのか?(塾やおけいこごとを)何を基準にどのように選ぶのかが難しい」
「本人がいやがったら無理にさせる必要はないが、お受験や幼児教育には少し疑問もある」

といった意見を皮切りに、私立の一貫校について、付属校について、それに伴うお受験の内容や教育方針について、参加者同士で意見を交換しました。

家庭教育の点で「教育的環境を整えること」「自然に触れさせること」「絵本の読み聞かせを行うこと」といったことの必要性もあらためて浮き彫りになりました

今回は数枚程資料を用意し、シュタイナー教育やモンテッソーリ教育についての簡単な説明や保育園と幼稚園の違いについて、保育指針と幼稚園教育要領に挙げられている保育目標についてなどの情報提供を行いました。
お受験に関しては「幼稚園入試情報」の参照や実際のペーパーテストの一例などから意見の交換をしました。

お受験のように、学習に結果を求める教育はあまりよくないと思う。学業不振の時でも子ども自身が自ら考えて行動できるようになることこそが大切なのではないか?といった貴重なご意見も頂きました。

考え方や価値観は各家庭で違っていても、子どもを思う心は皆同じ。そのことをあらためて実感出来る座談会になったように思います。

今後は三鷹市内を中心とした「幼児教室」の一覧や三鷹氏近隣の付属校に関する情報などもあると面白いと思いました。

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2006年10月号