2010年7月
☆『介護と育児』座談会☆
内容 7月の子育てコンビニひろばは『介護と育児』をテーマに開催しました。

参加者は大人3名、子ども1名

最高気温35度以上の猛暑が続いていた22日。
学校の夏休みが始まっている時期でもありました。
参加者は少なめでしたが、テーマについてじっくりとおしゃべりすることができました。

参加者それぞれ簡単な自己紹介とともに、今回のテーマで思うところをあげていただきました。

「介護」というテーマと「育児」をあわせて考える機会はなかなか無いので、初のテーマでしたが非常に重要なテーマであるとのご意見を参加者からいただき嬉しい限りです。

介護の経験があり、実際の体験や両立の注意点など、また現在介護をしていなくても、将来的な不安や気配りの方法などいろいろなケースを想定して皆で対策を考えることができました。

話の中心となったことは「経済」「生活」「医療」の3点において出来るところから不安を解消しておくことが大切なのではないかと、さまざまな意見を交換し合いました。

「経済的に余裕があれば、近距離で暮らすための住居を用意することが出来るのではないか?」
「いやいや子育て中ではどんなに貯蓄があったとしても教育費のことを考えると介護の費用を捻出するのは難しいのではないか」

「生活面としては、遠方に住んでいても買い物に便利な場所や隣近所の人達とコミュニケーションが取れている環境ならば介護不安は少ないのかも」
「車が運転できなくなったら買い物にもいけず、隣近所も離れたところに建物がある環境では骨折をしたときなどは、すぐに身内の介護が必要になるのでは」

「風邪を引いたときに、すぐ診てもらえるところが近隣にあり、往診可能な診療所があれば安心だけれど医療環境が整っていなければ体調を崩したときは同居して介護が必要になるかもしれない」

等…おしゃべりのほんの一部です。

改めて考えてみることによって、今まで気づかなかったことがたくさんありました。

初のテーマでしたが、今後も開催を続けていきたいと思います。
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2010年9月号