11月の子育てコンビニひろばは、C-Cafeにて開催しました。 スタッフを含めた4名で今回のテーマ「虐待を防ぐために考えること」について楽しくおしゃべりすることができました。 挙がった話題の一部を紹介すると…。 「孤立するのは良くないこと?」 「顔見知りの関係であれば虐待の通報も減るのでは?」 「孤立しているからといって、虐待が起きるとは限らない」 「しがらみが嫌で親子で穏やかに過したい人もいるのでは?」 「まじめな人ほど、ちゃんとしなきゃ!とプレッシャーを感じている」 「孤立しないように頑張っている人ほど、ストレスが子どもに向かってしまう例もあるのでは?」 虐待の判断や通報についても 「顔見知りであっても、虐待と疑われるときには対処が難しい」 「そもそも虐待の定義が難しい。子どもためにと強く叱っているケースと、親のストレスの 矛先が子どもに向いているケースでは違いが見抜けないときもある」 「道端で怒っている人を見かけたが、昔と違って、心のバランスが崩れた、“キレた”状態になっている大人もいるのではと感じることがある」 「キレる人が増えているのでは?大人も心のリミッターが昔と違う気がする」 「対人スキルが落ちていると感じる」 虐待対象については 「生活苦など環境的、社会的状況によってネグレクトなどの虐待が増えることもあるのでは?」 「虐待は弱いものに対して起こるので、子どもは弱者であることの認識や強いもの(大人?)から守れるよう社会全体で考える必要があると思う」 など、たくさんのことを話し、考えも深めることができたように思います。 このようなテーマは、やはり顔をあわせて話してみないとわからないものです。 自分とは違う考え方など、子育てをするうえで大人も学べる機会になると感じました。 今後もテーマとして取り扱っていきたいと思います。 |
2010年12月号