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2月1日まで三鷹市美術ギャラリーで行われていた企画展、「あるサラリーマンコレクションの軌跡」の子供向けワークショップ「親子でひそひそおしゃべり美術館」に参加しました。
今回の企画展は、フツウのサラリーマンだった人が40年かけてコツコツと収集した美術品の展示だそうです。作品は現代美術で、もちろん私なんかには芸術品としての価値なんて全然わからないのですが、一人の、普通の会社員の人が一つずつ集めていったんだ〜と思うと、なんだか、その人の心の中をのぞいているようで、そういう視点からでも面白いな、と思いました。 |
で、「親子でひそひそおしゃべり美術館」ですが、これ、とっても楽しかったんです!とかく「静かに!」と注意されがちな美術館ですが、もちろん大声はだめですけど、ひそひそおしゃべりしながらの鑑賞なんです!親子で「ひそひそ」するのはもちろん、3組に1人ぐらいボランティアの方がついてくださって、「ひそひそ」が盛り上がるように、いろいろと子どもに質問したりお話を聞いたり教えたりしてくださるんです。 |
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そして、ただ見るだけでは「それだけ」で終わってしまいがちなので、親子それぞれにチェックシートが渡されました。チェックシートには、「こわいけどめがはなせなかった作品」「力強さを感じた作品」などなどの項目が書かれ、親子でそれぞれにその項目にあった作品をチェックして、鑑賞終了後に縮小コピーされている作品をそこにぺたぺたと貼っていくんです。で、自分の「コレクション」が完成、という仕組み!盛り上がりましたよ〜。「それ、ど〜して『季節感を感じる』の!?」とかね。 |
チェック項目は「わざと簡単な言葉を使わずに」設定されたんだそうです。その「言葉」の意味自体も、親子で「ひそひそ」できるようにということで。確かに、子どもにとって「なつかしい気持ちになる」なんていうのはなかなかない経験で、それを説明するのも、私にとってもいい経験でした。 |
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