三鷹在住総合工作芸術家「だるま森」の
紙で作るおもしろ楽器!
だるま森のヘンテコお伽小屋」、知ってますか?
そう、市内での絵本講座や市内幼稚園・保育園・児童館などで活躍中の「だるま森」さんです!「だるま森」さんは、三鷹市牟礼在住の総合工作芸術家さんなのです。

←こちらがだるま森さんです。


そんな「だるま森」さんの「紙でつくるおもしろ楽器教室」に、小3の息子と参加してきました〜!今日の作品は、「クロマティックドラム(音階太鼓)」です!

クロマティックドラム(音階太鼓)」というのは、文字通り9つの音階のある太鼓です。南太平洋の人たちが海辺でたたいていたのがルーツというこの太鼓をなんと!紙で作っちゃうんだそうです!!
さてさて、どんなカンジでしょう・・・

その1

まずは今日つくるクロマティックドラムを見せていただきました。バチで叩くとだいたい全音で9つの音が!
その2

それでは自分で作りましょ〜!
まずは、あらかじめカットされている紙の筒を番号順にそろえます。
1番から9番までちゃんとあるかな?
その3

1本をだるま森さんが見本で作ってくださいます。
筒の先にホットグルをつけて・・・
その4

紙を貼ります。貼るときは、机の上でトントン、とするときれいに貼れますよ〜。
では、あとの8本は自分でやってみよう!
ホットグルをたっぷりめにつけて・・・
机の上でトントン!
隙間があるといい音が出ないから、隙間ができないように気をつけてね!
1本しかやってないけど、ちょっとバチで叩いてみよ〜。
ほら、いい音がするでしょう?」とだるま森さん
ホント、太鼓になってるぅ!
その5

9本の紙筒それぞれ全部にに四角い紙が貼れたら、今度は、筒にあうように丸く切ります
万事が「ラフ」な息子はさささ〜っと簡単に切って「できました〜!」と(^.^;・・・。
母が見ると、ど〜にもいびつで「やり直しなさい!!」と言いたくなってしまうのですが、だるま森さんは「うわ〜いいよ!!この形が生かせるように組み立てていこう!」と褒めてくださり、息子も鼻高々!そうか、こういうの、評価してあげないといけないのね〜、と私はひそかにハンセイ・・・。
その6

9本の太鼓を一つにまとめます。芯になっているのはガムテープの芯。きっちりくっつけていかないと、入りきらなくなってしまうので、がんばります!
ここでも、見本のようにまっすぐいかず、なんだかミョウに捻れているのですが、だるま森さんはそこもすっごく褒めてくださいます。「この形がいい!こういうのはできないんだよね〜。」と(^.^)!
その7

芯を二つ入れ、周りをきゅっとしめて一応完成です

じゃあ、たたいてみよう〜!

おおお!音階があるっ!ドレミファ・・・っぽいし!いい感じ♪
その8

太鼓ができたら、バチも作ります。スーパーボールが作れるというプラスチック。好きな色を選んでをお湯でやわらかくします。やわらかくなるのを待っている間、だるま森さんがバチになる棒を削ってくれます。
その9

やわらかくなったら両手でコロコロコロ〜として丸くします。お団子の要領ですね。
完成したのがコチラ!棒のさきにつけて、さらにボンドで固定します。

ここまでで午前の部は終了〜!
その10

午後は色塗りです!最初はエプロン作りから。
ビニール袋に頭と手の穴をあけてかぶります。
頭だけ穴をあけて、手は中から破るという荒技を披露した息子であります。
その11

山のようなアクリル絵の具!なんだかわくわく〜o(^o^)o!
筆?そんなものは使わないんです!
スポンジでガシガシ塗っていきます。(綿棒は細かいところ用)
なんだか気持ちよさそうで、私も息子に頼み込んで1本だけぬらしてもらいました。もっと塗りたいよ〜・・・。
パレットは「ハガキ」です。
洗う手間もないので、色を塗ることに集中できるんですね。いろいろな色を何枚ものハガキにだし、自由に塗っていきます。
色を出している間にどんどんイメージが膨らんでいくらしく、だんだんととんでもない色に(^_^;...。
でも、だるま森さんは「すごいな〜、いい色だな〜」といっつも褒めて下さるので、ますますエスカレート!だるま森さんって褒め上手
外も中も塗り、
ちょこっと柄もつけてみたりして、完成です〜♪
絵の具が乾いたら、リズムワークショップです!
だるま森さんの指導のもと、みんなで自分の太鼓をたたきます。
同じリズムで叩くのを練習したあとは、だるま森さんがリズムをかえて入ったり、紙笛を即興で吹いたりしてくれて、合奏です!
盛り上がる〜♪♪
おもしろ楽器教室」はこれでおしまいですが、
ここまでですっかり「だるま森」ファンになってしまった息子は「この後の音曲人形芝居もゼッタイ観ていく!!」と・・・。1時間ほど間があるのですが、待っている子どもたち相手に、だるま森さんが即興で指人形劇をしてくれたり!これが面白いんですよ〜。だるま森さん手作りの「かっぱちゃん」と「きゅうり親分」と「まりもちゃん」が出てくるんですが、キャラがすごくいいんです!
これが、音曲人形芝居「きつねべんとう」の舞台。観客は座布団にペタンと座って観ます。小さい子はゴロゴロしちゃったりして、自分とだるま森さんの世界に浸ることができるんです。
きつねべんとう」には、お母さんギツネとお母さんにお弁当を売らされている「コギツネ」、月豆ダンゴ屋の「オヤジ」、「おかまちゃんブラザーズ」、パフパフしゃべる「森の人」などなどが出てきます。どれもいい味で、オカシ〜!息子は奥様のえりこさんのお囃子にも感動していました。
お芝居が終わったあと、舞台の中を見せていただきました!
人形にも触らせてもらって大感激!
左の写真は「おかまちゃんブラザーズ」です。
おかまちゃんってさ〜女の子なのに、ヒゲが生えているんだよね〜」と息子。「おかまちゃん」という言葉はまだ理解できていなかったようですが、インパクトはバッチリ!

家に帰ってからも、クロマティックドラムを叩きながら、「きつねべんとう」のあのセリフ、このセリフを思い出し、盛り上がっちゃいました。

今でも、何かヤバイことがあると、「きつねべんとう」のセリフ「だるま森のおっちゃんは、知らんよ〜・・・」をつぶやいて別の部屋に逃げて行ったりして・・・(^.^)。

次はなんとしても、「月豆ダンゴだるま森」を観なくてはっ!!!
と固く決意した私たち親子なのでありました。
だるま森さ〜ん、次の「ヘンテコお伽小屋」、待ってま〜す(^-^)vブィ!

だるま森+えりこ

〒181-0002 三鷹市牟礼7-6-3
携帯:070-6635-1201
FAX:0422-43-9456
e-mail:dalma@parkcity.ne.jp
ホームページ http://www.parkcity.ne.jp/~dalma/

reported by ryuryu

2004年8月号

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