子どもフラワーアレンジメント教室参加レポート

8月28日に日本橋三越カルチャーサロンで開かれた、フルール・ド・ロアール主催の子どもフラワーアレンジメント教室一日公開講座に、小学5年生の娘を連れて行ってきました。
講師の岩岡さんは、私のフラワーアレンジメントの先生です。私の影響で、以前からフラワーアレンジメントに興味を持っていた娘は、今回の講座の話をすると、参加を即決しました。以下は母の目から見たレポートです!

案内されたお教室は、窓が大きく明るい雰囲気。
既に一人分づつ机に並べられてある花材を見て、娘はどんなものを作るのかとワクワクしている様子。
夏休みも終盤に差し掛かり、お友達を誘っても、塾あり、旅行あり、で皆忙しく、一人での参加に少々不満の娘でしたが、他にも一人参加のお子さんがいらしたので安心したようです。さびしいだろうと隣に座った私に「お母さんはうるさいから離れていて!」ですって…

本日の受講生(小学生低学年〜高学年までの女児、全部で13名)が揃ったところで、講師の岩岡さんからご挨拶が。岩岡さんはオランダ人の先生に師事され、その後も年に数回フランスの学校でフラワーアレンジメントを学ばれており、ヨーロッパの香りを漂わせながらも、大のドラえもん好きとのことで、子供たちが親しみやすいイメージの素適な方です。
講座の様子 まずは子供たちを前に集め、アレンジ方法についての説明がありました。実際にお花を挿しながらのお話で、皆、興味津々、目を輝かせて聞いていました。今回使用したのはヒマワリ、白いトルコ桔梗、白いデンファレ、レザーファンという葉、、それと芝で作られた緑のクマです。長方形のバスケットにセットされたオアシスにこれらを挿して、形良く作っていきます。説明終了と共に、かわいいアレンジが一つ出来上がりました。うちの娘にもこんなに上手く作れるかしら、と少々不安な気持ちが沸き起こりましたが、口出しをしてうるさがられても、と、黙っていることに決めた私。
いよいよ自分の番!と、張り切って席に戻ってきた娘は、早速お花を切って、どんどんオアシスに挿して行きます。同じ花材でも、挿す場所、向き、茎の長さなどでずいぶん印象が変わるので、子供たちは皆それぞれ個性を発揮し、思い思いに自分だけのデザインを作り上げていました。娘もフランス製の珍しい粉状のカラーオアシスを振り掛けたり、くまの向きを工夫したりと、楽しそうにアレンジしていました。最後に、夏の思い出の写真を飾れるようにと、麦でかわいい柵を作り、小さなピンチを挟んで出来上がりです。娘は「道で写真を見上げているクマ」というイメージで作ったそう。ヒマワリの黄色が夏らしく映え、トルコ桔梗&デンファレの白と、粟でさわやかな感じにまとまりました。黄色いカラーオアシスで道も作ってあります。とりあえず上手に出来て、良かった、良かった!完成した作品をセロファンできれいにラッピングしていただき、大満足な娘(と私?)。このままお花屋さんの店先に並べられそうです!?

皆が作品を作り終えたところで、岩岡さんから一人づつ名前を呼ばれ、ブルーの紙にフランス語で書かれた素適な終了証が手渡されました。
今、その終了証は、娘の「夏の思い出」の一つとして、かわいい額に入れて、部屋に飾ってあります。普段は塾などで忙しく、時間が出来るとゲームに熱中している娘ですが、フラワーアレンジメントのように、美しいもの、創造的なものにも触れさせることで、視野を広げ、心豊かに育ってくれたらな、と思います。
今回、岩岡さんはもちろんのこと、お手伝いにみえていたお弟子さんの河辺さんと外口さんも、子供たちに優しく対応して下さり、にぎやかで楽しい雰囲気のなか、有意義な時間を過ごすことが出来たようです。
娘にも感想を聞いてみました。
『とても楽しかった!ヒマワリ以外の、茎が細い花や葉っぱをオアシスに挿す時、プスプスいうのがおもしろかった。クマが道を歩いているのをイメージするのが少し難しかった。』
だそうです。
10月、11月、12月にも一回づつ講座があるそうで、娘が是非また行きたいとせがむので、日程が合えば参加させていただこうと思っているところです。

岩岡先生のホームページはコチラ
また10月以降の講座詳細はコチラをごらんください!
by こっちゃんママ
2005年10月号

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ひまわりの画像は、「そざいの広場」さんからお借りしています