本日の受講生(小学生低学年〜高学年までの女児、全部で13名)が揃ったところで、講師の岩岡さんからご挨拶が。岩岡さんはオランダ人の先生に師事され、その後も年に数回フランスの学校でフラワーアレンジメントを学ばれており、ヨーロッパの香りを漂わせながらも、大のドラえもん好きとのことで、子供たちが親しみやすいイメージの素適な方です。
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まずは子供たちを前に集め、アレンジ方法についての説明がありました。実際にお花を挿しながらのお話で、皆、興味津々、目を輝かせて聞いていました。今回使用したのはヒマワリ、白いトルコ桔梗、白いデンファレ、レザーファンという葉、粟、麦、それと芝で作られた緑のクマです。長方形のバスケットにセットされたオアシスにこれらを挿して、形良く作っていきます。説明終了と共に、かわいいアレンジが一つ出来上がりました。うちの娘にもこんなに上手く作れるかしら、と少々不安な気持ちが沸き起こりましたが、口出しをしてうるさがられても、と、黙っていることに決めた私。 |
いよいよ自分の番!と、張り切って席に戻ってきた娘は、早速お花を切って、どんどんオアシスに挿して行きます。同じ花材でも、挿す場所、向き、茎の長さなどでずいぶん印象が変わるので、子供たちは皆それぞれ個性を発揮し、思い思いに自分だけのデザインを作り上げていました。娘もフランス製の珍しい粉状のカラーオアシスを振り掛けたり、くまの向きを工夫したりと、楽しそうにアレンジしていました。最後に、夏の思い出の写真を飾れるようにと、麦でかわいい柵を作り、小さなピンチを挟んで出来上がりです。娘は「道で写真を見上げているクマ」というイメージで作ったそう。ヒマワリの黄色が夏らしく映え、トルコ桔梗&デンファレの白と、粟でさわやかな感じにまとまりました。黄色いカラーオアシスで道も作ってあります。とりあえず上手に出来て、良かった、良かった!完成した作品をセロファンできれいにラッピングしていただき、大満足な娘(と私?)。このままお花屋さんの店先に並べられそうです!? |