とても工場には見えない、立派なギリシャ風の列柱が目立つ大きな建物。
「シャトー・デュ・エスポワール(希望の館、という意味ですって。)」がどどーん。 我が子は、 「大理石だ、大理石♪」
と喜んでおります(^_^;)。 早速中に入ると、天井高のある広い受付。
ラスクのラッピングカラーの制服を着た、きれいなお姉さんが迎えてくれます。
10名以上だと案内してくださるという、多目的ルームでまずはラスクの製造方法をVTRで学びました。
小麦粉からバターまで、こだわりの材料で作られているそうです。
ラスクに使う、フランスパンもこちらの工場内で作っているのだとか。
あぁ、ラスクが食べたくなってきたなぁ…とビデオが終盤に差し掛かる頃、 案内係のお姉さんが
「先ほど工場で出来上がったばかりのラスクをどうぞ。」 とアツアツのラスクを配ってくださいました。
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辺りが甘い香りに包まれながら試食、VTRを鑑賞し終わると、いよいよ工場見学です。
訪れた日は、パンの製作が残念ながら見られなかったのですが、
工場に隣接している店舗には、ラスク用に作ったフランスパンが購入できる、という情報を聞いて楽しみが増えました。
パン作りに続いてラスクの製造レーン。
ほとんどの部分が機械化しており、整然とした印象。繁忙期には一日150万枚ものラスクが焼きあがるそうです。
出来上がったラスクを2枚重ねているのは、2本の手を自由に操るロボット。
大きな穴が空いていないもの、形の良くないものなどを除いて拾い上げていきます。
重なった2枚のラスクは必ず下側に大きいものが選別されているとのこと!賢いなぁ。
材料のこだわりはもちろん、太陽光発電を利用したり、製造過程で出た廃棄物は家畜材料にするなど、
広い視野に立って美味しいお菓子作りをされていることが興味深いです。
そろそろ見学も終了…と、ここで更に試食がありました^^。
こちらの工場内でしか食せないという「グーテ・デ・ロア・ブリュレ」。
オーブンに入る直前のプレーンラスクに粉糖をたっぷり乗せて、バーナーで炙って仕上げます。
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濃厚なフレンチトースト(こちらのラスクには卵は使っていませんが…)を食べているかのような食感。
これだけ食べにもう1回来たいっ。
安全で美味しいお菓子と一緒に感じる豪華な雰囲気。
ゆったりした気持ちを存分に味わって工場を後にしました。
今回の消費者セミナーはとっても人気があったそうです。
申込みスタートからわずかな時間で定員になり、キャンセル待ちもあったとか。
毎年様々な場所の計画があるそうなので、来年もチェックしようと思いました。
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reported by terumi |