「母親失格じゃありませんか?」と聞いてくるお母さんの質問に、
『赤ちゃんが泣いた時、お腹がすいたのか、オムツが濡れているのか、抱っこなのか、ちっともわかりません。母親なら当然わかるはずなのに…。』というものが、結構あります。
実はその判断はとても難しいものなのです。母親になったら直ぐにわかるっていうものではありません。
お互いに失敗しながら何回も何回も繰り返す事で、少しずつ親と子の関係として出来上がっていくものなのです。
お家の中で、赤ちゃんと二人っきりだと煮詰まってしまうこともありますよね。
そんな時、おじいちゃん、おばあちゃん、近所の人達、お友達など、色々な人たちと関わる事によって、肩の力が抜けていく。点と点がいっぱいつながると、丸くなっていくのです。
私はこれを、丸い子育てと呼んでいるのですが…。 子育てって、伝え合っていくものではないか、と思うのです。
すくすくのサロンでも、色々な場面を通して、お母さん同士が「これで良いんだ」「これもありなんだ」と納得したり、安心したりする姿を見かけます。
もし周りから過度の期待をされたり、自信がなくなった時は、
自分にメッセージを送りましょう。 「それで良いんだよ」って。
|