最近の子ども達についてのニュースを見ると、「地域が子どもを育てる」という発想が大切だという話がよく出ています。でも、自分の周りをみてみると、たとえば地域の小学校の子ども達とどう関わることができるのか、小学校の中では、どんなことがどんなふうに行われているのか、ということは、自分の子どもが小学生でないとなかなかわからないものではありませんか? その小学校に通っている保護者の単なる「お手伝い」ということから一歩踏み込んで、地域の大人がきちんとした認識をもって授業に参加し、子どもたちを支える、というのがNPO法人夢育ネットワークさんが三鷹市立第四小学校で長年実施してきた活動です。 |
SA(スタディアドバイザー)って? |
「SA(スタディアドバイザー)とは・・・特別な知識や専門性を持たない保護者や地域の大人でも、先生と一緒に授業を作り、子どもたちの学習を支えることができる制度です。東京都三鷹市立第四小学校では、既に7年前からこの制度を活用、浸透してきました。(「夢育SAプロジェクトから生中継!!」より抜粋)」 |
市民はどうやって参加するの? |
現在「制度」として広く一般(地域外の人)も参加可能なのは、三鷹市立第四小学校(受け入れ窓口は、NPO法人夢育支援ネットワーク)のみです。参加には研修が必要とされています。興味がある方は、まず、NPO法人夢育支援ネットワークさんにお問合せください。 連絡先:muiku_sa_project@yahoo.co.jp |
11月19日、 NPO法人夢育支援ネットワークさんがすすめられている、 SA推進プロジェクトトのキックオフフォーラムに参加しました! フォーラム当日は、市内の教育関係の方も多くいらっしゃり、教育センターの大会議室はぎっしり! 関心の高さがうかがえました。 最近は、地域と学校とのつながりというものの大切さに目が向いていますが、市立四小では、地域や保護者が学校に入って行くということが制度化されている、というところが特色です。 単なる「学校ボランティア」ではなく、コミュニティ・スクールという発想のもとに、学校は地域の人と保護者と共につくるものだ、という理念が形作られています。 フォーラムは、日本大学の佐藤晴雄先生の「コミュニティ・スクール」についての講演や、現役のSAの方と先生方をパネリストに迎えたパネルディスカッションなど、盛りだくさんの内容で、3時間があっという間でした。 今回、「キックオフ フォーラム」と名づけられたのは、すでにこの体制で7年間活動されてきた間に蓄積されたノウハウを広く他の地域ににも広めていきたい、ということだそうで、引き続き、「SA研修」というのも行われるそうです。 自宅学習を経て、次の講習は2006年11月28日なのだそうですが、日程については相談も可能ということ。興味がある方は、NPO法人夢育支援ネットワークさんにお問合せください! 連絡先:muiku_sa_project@yahoo.co.jp |
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reported by NPO kosodate-conveni |
2006年12月号