毎月第一木曜日に上連雀の新道北地区公会堂で、ほのぼのネットけやき班さんが実施されている親子のあそびば「子育て中のお母さん集まれ」を開催されています。 ほのぼのネットとは、地域にお住いの、民生(児童)委員さん、赤十字奉仕団員さん、ボランティアさんなどで構成された「ほのぼのネット員」さんたちによる活動です。ほのぼのネット員さんは、いわば地域のエキスパート!地域のことをよくしていらっしゃる方ばかりです。 市内には28の班があり、それぞれの班が地域の住民のための様々な活動を展開しています。 その中で、けやき班さんは、上連雀1、2、3丁目のネット員さんの班、ほのぼのネットの中で、一番最初にできた班だそうです! |
地区公会堂のカーペット敷きのお部屋に、さらに敷物を敷いたところが子ども達の遊び場スペース。 敷物も、おもちゃも全てほのぼのネット員さんの持ち寄り!冬にはホットカーペットも持っていらっしゃるのだそうです!! 平成18年6月から始まったこの遊び場は、今は外部への宣伝はほとんどされていないのですが、街の掲示板にポスターを貼ったり、お子さんのいるご家庭のチラシを届けたり、口コミだけで毎回10〜15組の親子さんが遊びに来られるとか。 けやき班の皆さんがこの活動を始めたきっかけのは、福祉会館で行われている「助産師と一緒に赤ちゃんと遊びましょうの会」に毎回たくさんのお母さん方が遠くからいらっしゃっているのを見て、「このような活動がそれぞれの地域にあることが必要だ」と強く感じたからだそうです。、平成18年5月に企画を立て、6月から実施しました。 当時赤ちゃんポストが話題になり、母親の虐待などの問題に心を痛め、お母さんたちにほっととできる時間を作りたいというネット員さんたちの思いが形になり続いています。家庭的な場として、お母さんたちのちょっとした悩みなどの解消が出来ればと活動を続けて来られました。 |
お部屋には、童謡や手遊び歌が流れていて、手遊びしたいな〜というお子さんがいると、早速手遊びが始まるなど、 「子育て中のお母さんたちが外に出たり、友達をつくったりするきっかけづくりになってほしい」ということで、特に何か働きかけるのではなく、お母さんとお子さんがゆったりと自由に過ごせる時間と空間を大切にしていらっしゃいます。 ほのぼのネットのネット員さんは、毎回15名ほどが参加され、中には90歳近いおばあちゃまも!! ほんわか〜とした雰囲気、地域の方に見守っていただいているのだなあ〜という感じが伝わってきました♪ |
「地域の方ばかりなので、なんだか暖かい気持ちになります。子ども達のこともよく覚えていてくださって、『大きくなったわね〜』なんて抱っこしてくださるのもとってもうれしいんですよ。」 というのは、最初のお子さんが8か月のころから2年以上通っているお母さん。二人目のお子さんが現在8か月で、今日も元気に遊んでいました♪ 見ていると、班員さんたちが子ども達を本当に可愛いと思っていらっしゃるのが伝わってきて、素敵です♪♪ |
会場にはお母さんのためにお茶とお菓子も用意され、ゆったりとした時間が流れます。 班員さんの中には、保健婦さんもいらっしゃいますし、民生委員の方もいれば、赤十字奉仕団の方もいらっしゃり、地域のことには精通した方ばかりなので、わからないことや困ったことがあれば、ここでは気軽に相談できます。 年に一回は、幼児安全法の講習会なども実施されるそうです。そういう勉強会のときには、班員さんたちが子ども達を見ていて、お母さんたちは他のお部屋で集中して参加できるようになっているのだそうです。 また、12月には、クリスマスお楽しみ会があるそうです。 その他、季節の行事に合わせて、折り紙をしたり飾りをつくったり、最近はビーズなどを使った手作り品、ミニフラワーアレンジメントなどが喜ばれているそうです。 この会を卒業したママが講師になることもあるそうですよ♪ |
|
遊び疲れて眠くなってしまったら、お部屋の隅に座布団を敷いてちょっとお昼寝・・・。その間ママたちは、ゆっくりおしゃべりできます♪ お母さんたちにうかがうと、「ホッ」とできること、地域の方に見守ってもらえること、楽な気持ちで遊びに来られることが、ここの魅力だそうです。すくすくひろばも遠くないところにありますが、ここは、班員さんたちの「ケガをしないようにだけを気をつけているんですよ。あとは自由に遊ばせて、見守ってあげたいと思っています。」という温かい気持ちがうれしいのですね〜! |
次回の予定を聞いて、今日の遊び場は終了です。 敷物は班員さんたちが手分けをして洗濯し、おもちゃは毎回アルコールで一つずつ消毒します。 お母さんも子どもも、ゆったりとした時間をすごせる「子育て中のお母さん集まれ」。 みなさんも遊びに来てみませんか?
|
2014年12月4日 に、情報確認のために取材した日は、クリスマス会ということもあり、雨が降り出しそうな曇り空にもかかわらず、25組もの参加者がいらっしゃいました。 会場に入ると大きなクリスマスツリーが飾ってありました。 三鷹市社会福祉協議会から、簡単な会の説明の後、クリスマスコンサートが始まりました。 三鷹市在住のほのぼの系シンガーソングライター歌うサンタクロースぬまっち登場! 「世界で一番忙しい仕事、それはお母さんです!」という言葉を紹介し、お母さん応援ソングや今人気のアナ雪の歌などギターを弾きながらのミニライブをお母さんたちは楽しんでいました♪ また、サンタさんになって、子どもたちにプレゼントを渡し、一足早いクリスマス会でした。 |
このページトップへ 「「ひろば」に行こう!」トップへ 「子育て支援トップ」へ
2008年9月取材記事、2014年12月記事内容更新
reported by nana