保育施設取材レポート
場所は、緑豊かな新川団地内の1階の角部屋にあります。 家庭的保育室とはどんなところなのか、取材してきました!! |
乳幼児を預けられるところを探したい!というと、まずは保育園を想像しますが、 こもれび家庭的保育室「もこもこ」で中心となって運営されている保育者の照沼さんは、 |
「もこもこ」は緑豊かな新川団地内の1階の角部屋にあります。 スタッフは常時3名います。 玄関を入ると、子ども別に上着や靴を片付けられるようになっています。
洗面所で使うタオル掛けや、おむつなどを入れるかごなどにも |
訪れたのはちょうど朝のご挨拶が始まる頃でした。 秩序を持って生活することが大切だと照沼さんはお話されます。 おやつの前にご挨拶がありました。 |
続いて、にわとりと卵のぬいぐるみを使った手遊びと、絵本の読み聞かせがありました。 おやつには、おしぼりと共におせんべいとお茶が配られました。 おやつの後は遊びの時間です。 |
たくさん持ち出して積み木の上り下りをしていたり、バスに見立てられた箱で、室内をぐるぐる回ったり。 まだ一人遊びの時間が多い年頃ですが、絵本を出して読んでもらったり、次々と遊びが変えながら 決して飽きることはない様子でした。 この時間、0歳児は午睡の時間で、スタッフが一人付いて、別のお部屋で午前寝となります。 お天気の良い日は、ほぼ毎日お散歩に出掛けます。 たくさん遊んだあとはお昼ごはんの時間です。 |
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メニューはスタッフの話し合いで決められ、保育時間の前に手作りされているそうです。 保護者の方向けに、あらかじめ献立表が掲示されており、アレルギーなどの対応も都度話し合って進めていくことができるようです。 近隣の方や保護者の方から差し入れを頂くこともあるそうです。 この後、午睡、おやつと続き、夕方のお迎えまでゆったりした時間を過ごします。 照沼さんご自身、保育園のご経験が豊富にあるので、たくさんのノウハウをお持ちです。 逆に、保育園ではできなかったことは「家庭的保育」で実現されて、子どもはもちろん、
こもれび家庭的保育室 「もこもこ」 |
取材を終えて・・・ |
私は、息子が幼い時に保育園に預けることをとても躊躇していました。
「3つ子のたましい100まで」。このことばに苦しめられた記憶があります。 都の育児相談員の方のところまで足を運び、 「我が子を人に預けるような母親でいいのでしょうか。」 と涙ながら相談したことを今、懐かしく思い出します。 今回、もこもこさんを取材しながら、子どもへの温かい愛情は、母親以外からも沢山注がれているし、 子どももたっぷりそれを受けて健やかに育っている、ということを再度確認した思いです。 子どもたちが安心した様子でおんぶをされていたり、人懐っこく遊びに寄って来てくれた姿に この少人数保育の頼もしい将来性を感じました。 照沼さん始め、スタッフのみなさま、そして子どもたち、ありがとうございました! reported by terumi |
2014年6月号