第四回

すくすく保育相談




皆さんは、すくすく保育相談という名前を聞いたことがありますか？
皆さんのおうちの近くにある、市立の保育園で
ベテランの保育士さんが
育児の悩みを聴いてくれる制度です。

保育園というと、働くお母さんだけのものと
思っていませんか？

三鷹市の保育園では、２０年以上前から、
こういった育児相談を続けておりとても喜ばれています。

市立保育園の地域開放といって、
各園での行事に地域にお住まいの親子を招待したり、
園庭の開放や図書の貸し出し、
離乳食の試食会などが行われています。

また、特に行事がないときでも、
子供と一緒にお友達のうちに遊びに行くような感じで、
いつでも、保育園をたずねることが出来るのです。

深刻な悩みがあって、
アポイントをとって相談をしたいというときだけでなく、

行事などに参加して、
一緒に何かをするうちに、
保育士さんたちと気軽に話が出来るようになり、
それとなく、日頃疑問に思ったり、
不安になったりしていることを、
尋ねてみると、もやもやしていたものが、
スッキリするようです。

地域開放やすくすく保育相談に力を入れている、
三鷹台保育園の都園長先生に伺ったところによると、

月に２回ほど、行われるている地域開放の企画の中で、
「おしゃべりの場」がとても喜ばれているとか。
軽く自己紹介などをやっていただいた後は、
保育園という子供が安心して遊べる場で、
お母さん同士がリラックスし、打ち溶け合って
おしゃべりに花が咲くそうです。

そして、来たときと違って、とても明るい表情で
帰っていく姿に、園長先生はじめ保育士さんたちも、
ほっとした気持ちになるということでした。

相談というと、なんだか堅苦しく考えてしまいますが、
この、すくすく保育相談は、悩みに答える相談ではなく、
一緒に考える相談なのですと、
都園長先生はおっしゃっていました。

子供の育ちはひとりひとり千差万別、
だから行事などを一緒にやり、子供たちの様子を見ながらの方が
適切なアドバイスをもらったり、
子育てのアイデアやヒントに自ら気がついたりすることが出来るのです。

特に０〜３歳のお子さんをお持ちの方は、
是非利用されると良いと思います。

詳しくは、各保育園にお問い合わせください。

こちらが保育園リストです。

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