☆魔法その9☆ *こだわりのはじまりは・・・* ☆一番小さな自分の部屋☆ ☆「遊び心」☆ ☆「さて 中学生は?」☆ ☆「大人ならでは」☆ ☆「仕事道具としてのこだわり」☆ |
☆一番小さな自分の部屋☆ 子供の頃から大の文房具好きです。 甘い香りの消しゴムに ゴム臭〜いホームラン消しゴム 少女マンガ風イラストつきの鉛筆やロケットペンシルに 20円のカッター・・・・ お小遣いを片手に 商店街の片隅にある 小さな文房具屋さんによく足を運びました。 木枠のガラス戸をガラガラガラと開けると そこは夢の世界・・・・ 消しゴムや鉛筆や紙の香りが合わさった 独特な香りの店内に 小学生の私はドキドキわくわくしたものです。 また 子供なりに筆箱の中のレイアウトには かなりこだわりを持っていました。 筆箱はいわば小さな自分の部屋みたいなもの。 中身の色を統一してみたり 「花柄」とか「星柄」とかテーマを決めて揃えてみたり・・・ そしてその頃の文具選びの基準は 実用性よりもまずはデザインと話題性重視! ーーという子供らしい選び方でしたから 失敗も多かったけれど それなりにいろいろと学習しました。 「もの選び」の第一歩を学んだのは”文房具から” ーーーと言っても過言ではないかもしれません。 年齢とともに文房具選びの好みも考え方も変わり 今は実用性とデザインのバランスの良い物を選ぶようになりました。 大人になると筆記用具と言ったら システム手帳にさし込んだペンでも充分だったりしますが 私は仕事柄もあって いまだに筆箱を持ち歩くことも多いです。 これが今現在の私の筆箱&筆箱の中身。 一度気に入ると長く使い続けるタイプですので 比較的、メーカーの定番商品などが多いかも。 筆箱は主人と息子がお金を出し合って 私の誕生日に買ってくれたものです。 かれこれ7〜8年愛用しています。 木製でフタの部分が定規にもなっている優れもの。 さりげない国旗のデザインも気に入っています。 テントウムシは後から自分で貼付けました♪ 消しゴムは Radar消しゴム。 何と言っても消しやすさが魅力です。 字もイラストも消しやすいのです。 いろいろ使ってみてこれに落ち着きました。 6Bの鉛筆と茶色の色鉛筆は ちょっとしたデッサンやラフを描く時の必需品。 なぜか茶色で描くとイメージが広がるので 昔から茶色の色鉛筆を筆箱に入れていました。 糸切りばさみは 何かと便利なので常備・・・ わりと殺風景な中身ですが どれも長年の付き合いで気心の知れた仲・・・と言った感じです。 たぶんこの先も長い付き合いとなることと思います。 ☆「遊び心」☆ 高校の頃から私の筆箱に住み着いているセンザンコウ。 実は高校のとき、デザイン科の講師の先生の筆箱の中に キリンのジオラマが入っていて(あたりまえのようにさり気なく) それを見る度に「何だかこんな風な大人ってちょっとカッコイイ」と 妙に惹かれたのでした。 ーーーーで 早速、私も筆箱に1匹何かを・・・と思ったところ なぜかセンザンコウ(笑) 過去、何度も行方不明になっているのですが いつもかならず帰って来る不思議な子です。 工作教室の小さな生徒さんからは 「先生、これな〜に?」ってよく質問されるんですけどね それもまた、いろんな楽しいお話のキッカケになるので 小さいながらも大きな存在のセンザンコウなのです♪ ☆「さて 中学生は?」☆ 息子が小学生になってからは よく2人で文房具屋さんに行って 互いのオススメをおしえ合ったりもしました。 男子ならでは・・・の好みもあったりで 「なるほどね〜〜」と思ったり。 親子で文房具屋さん探検は なかなか楽しい時間です。 これは、現在 中学2年生の息子の筆箱。 こんなに少なくて大丈夫なのかな? ーーーと心配していたら どうやらこの他にも 鞄のどこかに鉛筆数本が常備されているとか・・・ 一応、息子なりにこだわりがあって 今はシンプルな無印良品のステーショナリーにはまっているようです。 筆箱もハサミもカラーペンも 確かに無印。 消しゴムはMONO派のようで・・・ そして息子の机の上にあるものたち。 これらに関しては、ほぼ私が選んだものです。 小学校の頃から ちょっとした御褒美の時やプレゼントとして 買ったものなので やや幼稚っぽい物もあるのですが 結構、気に入って まだ使っているようです。 ちなみにこのチューブはキャップを外すとボールペンに・・・・ テントウムシは消しゴムの消しカスを吸い取るクリーナーです。 なかなか働き者なんですよ。 カラフルでユーモアのあるものを チョイスして部屋をポップに・・・ ーーーというのは ちょっとした私の企みでもあるのです♪ ☆「大人ならでは」☆ 手帳は結構、ガッシリと本格的なのを愛用しています。 仕事をする上で”気を引き締めるため”というのが 大きな理由。 私の場合、造形の仕事とバイト(パン屋さんで働いています)と お母さん業(役員の仕事とか)とプライベートの4つの予定を書き込むことになるので いろいろ試してみた所、やはりしっかり書き込める手帳が便利だと言う事に。 ずーっとヌメ皮のカバーを愛用していたのですが 今年度は「ほぼにち手帳」のこのチェック柄に惹かれて 初めての布物カバーです。 中身の手帳部分も書き込める場所が多いので気に入っています♪ そしてuniのボールペンはここ最近で 一番のお気に入り文具。 とてもなめらかな書き心地なのです。 初めて使った時には あまりの書きやすさに驚いた程! いつも机の引き出しの中に2〜3本は常備しています。 ☆「仕事道具としてのこだわり」☆ 造形の仕事の他に 時折、イラストのお仕事をさせていただくこともあります。 グラフィックペンは各メーカー常に進化が目覚ましいので あれこれ使い試しているのですが ロットリング社のこのシリーズは ルックスの良さに惹かれて使い始めた所 使い心地もバツグン!(自分の筆圧に合っていた) ここ最近はコレを愛用中です。 その他、仕事用として スケッチブックと水彩色鉛筆は常に持ち歩く事が多いです。 気分を変えて外でアイディア出しをしたり 原稿を書く事もあります。 そんな時 やはり自分なりのこだわりを持って選んだ文具、画材が傍らにあると 心強く、そして心地よく良い仕事ができるのです。 かつて 小学生の頃、筆箱の中をお気に入りの文具でそろえて ウキウキしたりワクワクしていた頃と 気持ち的には同じかもしれませんね* ママのまほうで♪トップページへ |
2008年月号
このページの素材は「calm living」さん、その他素材配布サイトからお借りしています