公開日 2016/07/01
ママとパパのリレーエッセイ 第161回 -三鷹市社会福祉協議会 髙木さん-
皆さま、はじめまして、三鷹市社会福祉協議会の髙木と申します。三鷹市社会福祉協議会(以下社協)では、子育てコンビ二さんと産後間もない親子のケアをするための家庭訪問型子育て支援サービス(ホームスタート事業)の実施に向けて、検討を重ねています。社協では地域福祉活動計画を策定し、その重点事業として、子育て支援、親支援ということが計画に盛り込まれています。今まで、親支援については、具体的な取り組みが検討できずにいましたが、今回の(ホームスタート事業)の実施が実現すれば、社協としても計画が一歩すすむ事になりますので、是非取り組んでいきたいと考えています。
現在我が家は、妻と長男(4歳)、長女(2歳)の4人家族で、まさに子育て真っ只中であわただしい状況です。共働きということもあり、夫婦が協力して家事をおこなっていますが、仕事で遅くなったり、子供がぐずってなかなかはかどらず、ぐったりしてしまうことも多々あります。また、出産直後は、妻も外出が難しく、周りに子育てについて聞ける人も少なく、家の中で誰とも話ができず、不安を抱きながら子育てしていた時期がありました。
そんな時にこのホームスタート事業があれば、子育てで不安を持つ人にとって非常に心強く支えになると感じています。現在、晩婚化、保育園の問題など、子育てをする環境は、厳しく、少子化につながっていると思いますが、子育てに関する不安が少しでも解消されれば、少子化も少しづつ解消されていくのではないでしょうか。
我が家では時間があれば、出来るだけ子供たちと自然の中に出かけ、いろいろな経験をしてもらいたいということで、海や山や公園などに良く出かけます。そこで子供たちと一緒に遊ぶことが、仕事のストレス発散になっています。これからも自分の子育ての経験を活かしながら、皆が安心して子育てができる街づくりに協力していきたいと思います。
2016年7月号