公開日 2016/09/01
「多摩六都科学館」へ行ってきました
多摩六都科学館は、東京都小平市、東村山市、清瀬市、東久留米市、西東京市の五市で運営されている科学館です。一つ足りないのでは?と思われるかもしれませんが、(旧)保谷市と(旧)田無市の合併により西東京市となる以前は六市だったからです。 |
今回、息子(小3)と二人、夏休み期間の日曜日に車で出かけてきました。入庫後30分まで無料、以降30分ごとに100円で最大700円というコインパーキング式。昔は駐車場のおじさんに前払いの1日1,000だったと思います。駐車場は十分に広いので、これが満車で入れないくらいだとしたら、館内も大混雑になると思うので、諦めて帰った方が良いと思います。 夏休みの日曜日ということで、混雑は覚悟していたのですが、9時半開館の10分前に到着すると、開館前の待ち行列は推定70人。TDLのアトラクションの待ち行列状態です。 |
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入口では入館のチケットと、それとは別にドームシアターでの大型映像プログラム、プラネタリウムのチケットを買うことになります。 なお、大人2,500円/子供1,000円払って、サイエンス友の会というのに入会すれば、何回行っても入館は無料とのこと。年4回以上行こうと思う人は、先にこれを購入すると良いらしいです。 |
展示室は「チャレンジの部屋」「からだの部屋」「しくみの部屋」「自然の部屋」「地球の部屋」の5つと、大型映像やプラネタリウムの上映される「サイエンスエッグ」。 サイエンスエッグは360度まるまるスクリーンなので、3Dメガネなどの特殊効果がなくても肉眼でも立体感のある映像を楽しめます。六都科学館に来たら、まず必見です。ただし、あまりにリアル過ぎて、酔ってしまう場合もあるようなので、小さいお子さんは、様子がおかしくないか注意してあげてください。その時の対処方法は単純で「しばらく目をつぶること」です。 |
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開館から夕方まで、大型映像とプラネタリウムが交互に上映されます。事前に見たいプログラムが決まっている場合は、特に混雑する日は早めに行かないと満席になってしまいます。今回は息子と開館直後の10時からの大型映像を見ましたが、開館前の行列に並んで、チケットを購入する時には既に残席が30くらいでした。 ちなみに、プラネタリウムは飲食禁止。飲み物もダメなので、小さいお子さんは事前に水分補給は済ませておきましょう。 10時からのプログラムが終わってしばらくすると、もうお昼になってしまいますが、休日は、入場者数に対して、カフェのキャパが小さすぎます。行った日は、13時半になってもカフェの待ち行列は長いままでした。時間を無駄にしたくない人は、お弁当必須です。休憩室があり持ち込みOKです。ただし、十分に広いわけでは無いので、やはり混雑時は席を確保するのが大変なので、正午より時間をずらす必要があります。春や秋なら外でお弁当でも良いと思います。 |
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5つの展示室にある機械にICカードをセットしてクイズラリーに挑戦できます。カード作成は200円かかりますが、クイズに答えてポイントをためると、ポイントに応じて景品がもらえるシステムになっています。カードの有効期限は1年あるので、繰り返し来館すればポイントをたくさんためられます。 カード作成する機械は2台、写真を撮ったりするので、一人5分くらいかかります。入館直後は混雑していて、写真のような人数でも待ち時間が30分くらいになるので、出遅れたら後回しにした方が良いです。 |
展示室1「チャレンジの部屋」 触ったり、持ち上げたり、動かしたり、小さいお子さんでも楽しめます。 展示室2「からだの部屋」 体の中、骨格、五感についての解説など、小さいお子さんには少し難しいかもしれません。知恵の輪などの頭を使うコーナーもあります。 |
展示室3「しくみの部屋」 バイクをこいで発電したり、エンジンやリニアモーターカーのしくみなど、体験型なので楽しめます。 |
展示室4「自然の部屋」 虫、鳥、魚などの生き物が好きな子供におすすめ。 |
展示室5「地球の部屋」 地球の成り立ち、地震や竜巻の解説など、就学前の子供には、これも少し難しい。 |
常設の展示以外に、期間限定の展示物や、実験や工作などの参加型のイベントも多く開催されています。夏休みは昆虫展やっていました。 開催日が決まっているもの、年齢制限があるもの、当日自由参加できるものもあれば、事前申し込みが必要なものなど、いろいろあるので、事前に確認しておく必要があります。 今回は当日参加可能な竹とんぼ作りというのがあったので挑戦しました。材料代を払って参加すると、地元のボランティアのおじいさんが丁寧に作り方を教えてくれて、刃物は使えませんが、小さい子ども達も、ヤスリで削ったり、色を塗ったりの仕上げ作業を楽しそうにやっていました。 |
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本来は小学校3,4年生くらいが、展示の意味を理解しながら楽しむこことを主眼にした施設だと思いますが、就学前のお子さんも、体を使ったり、見たり触れたりしながら、純粋に楽しめるようになっています。ゴールデンウィークや夏休みの土日などの一番混雑する時を避ければ、非常に楽しめて、かつ、ためになる施設です。 |
多摩六都科学館
http://www.tamarokuto.or.jp/
◇住所 | 〒188-0014 東京都西東京市芝久保町5-10-64 |
◇電話 | 042-469-6100 |
◇開館時間 | 開館時間:9:30〜17:00(入館は16:00まで) 駐車場 :9:15〜17:15 ※夏季の一部期間(7月末〜8月末)は閉館時間が17:30、駐車場が17:45まで |
◇休館日 | 月曜日(祝日の場合は開館し翌日)、祝日の翌日、年末年始、 保守点検等、臨時休館あり |
◇利用料金 |
【入館券】 大人500円/小人200円(4歳~高校生) 上記の券にプラネタリウムまたは大型映像を1回追加 |
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方は駐車場利用と入館の際にご提示ください。 館内はバリアフリー設計となっており、ベビーカー、車椅子での移動が可能 ぐるっとパスの対象施設です。 |
2016年9月号
reported by ろくパパ