小さい子どもがいると、敷居が高いかな?と思いがちの美術館や科学館。
小さい子用に楽しめる工夫もたくさんありますよ!子育て中のお母さん&お父さん目線で紹介してみました♪
その1 美術館
科学館はこちら!
三鷹の森ジブリ美術館
井の頭公園の森の中に建つおとぎの館。みんなが知っている三鷹で一番有名な施設ですね。国内外からも多くのお客様がこられます。
今年7月には、建物外観をお化粧直しし館内設備も手を入れ中身がより充実して、リニューアルしオープンとなりました。
館主はジブリの宮崎駿監督。HPに掲載されている館主のことば「こんな美術館にしたい」がなかなかいいですよ♪
そして「こういう美術館にはしたくない」も。美術館に訪れる前にゼヒお読み下さい。
ジブリ美術館内では、写真や動画の撮影が禁止されています。
カメラを向けるのではなく、この空間をご自分の目で見て、体で感じて物語の主人公になり、思い出は心の中に大切にしまって持ち帰って欲しい、からだそうです。
館内はまるで迷路のように行ったり来たり、よく美術館にありがちな”順路”は特に定められてはいません。
美術館のキャッチコピーは「迷子になろうよ、一緒に。」ですが、確かに小さいお子さんは本当に迷子になるので(笑)、手や目を離さない方がいいかもしれません。階段も意外と急ですし。
おすすめは美術館に入ってすぐの天井にあるステンドグラスや、図書室トライホークス、そしてトイレです(笑)映画の中の主人公の気分になれますよ。
カフェ”麦わら帽子”もお昼時は行列覚悟ですが、並ぶ価値あります。美味しくてかわいいメニューがあります。
~現在開催中の展示会~
●企画展示「猫バスにのって ジブリの森へ」
期間:2016年2016年7月16日(土)~2017年5月予定
大きな大きな"3びきのくま"や、”大人も乗れるネコバス”など、復活の声が多くよせられた展示物も再登場しています。
●土星座 映画
9月中は「やどさがし」
10月中は、「水グモもんもん」
期間:2016年8月11日(木・祝)~11月6日(日)
場所: |
〒181-0013 東京都三鷹市下連雀1丁目1-83(都立井の頭恩賜公園西園内) |
電話: |
ご案内ダイヤル TEL: 0570-055777 (9:00~18:00 休館日は休み) |
アクセス: |
<電車の場合>
・JR三鷹駅よりコミュニティバスジブリ美術館行き終点下車徒歩0分
(往復券を購入すると安くなります♪)
・JR吉祥寺駅より調布方面行バス「万助橋」下車徒歩5分
<車の場合>
駐車場はありません。
(障がいをお持ちの方で車利用の方は予めご連絡ください)
<駐輪場>
約100台のスペースがあります。
<徒歩>
三鷹駅からも吉祥寺駅からも15分ほどです。
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開館時間: |
10:00~18:00
ジブリ美術館は、日時指定の予約制です。先にローソンでチケット(入場引換券)を購入の上、ご来場ください。
当日美術館窓口にてチケットと入場券を交換しての入場となります。
入場指定時間は、下記の4回です。
10時、12時、14時、16時
なお、三鷹市民には、三鷹市民デー(10月1日(土)、10月2日(日))や市民枠がありますので、少しチケットが取りやすいかも。http://kanko.mitaka.ne.jp/ghibli/ |
休館日: |
毎週火曜日、年末年始(12月27日~1月2日) |
入館料: |
大人・大学生 1,000円 、高校・中学生 700円、小学生 400円、 幼児(4歳以上) 100円
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その他: |
おむつ替えベビーシート、授乳室、多目的トイレ、コインロッカーなど揃っています。
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江戸東京たてもの園
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都立小金井公園の中に江戸東京たてもの園はあります。1993年(平成5年)3月28日に開園した野外博物館だそうです。
小金井公園内にはさまざまな子どもと行って楽しいエリアがありますね。小金井公園にはバーベキューや広い芝生広場、ソリゲレンデ、大型遊具充実したエリア、サイクリングコースなどなどファミリーが一日たっぷり遊べる公園です。
小金井公園にはよく行くけど、江戸東京たてもの園には、入ったことないな~という方はいらっしゃいませんか?
自動車でたてもの園に行く時は西側が便利です。小金井園内は広いので、車でバーベキューに行った後に、江戸東京たてもの園行くために車を西側の駐車場に入れ直していました。
バスで行く場合は、三鷹駅北口から、本数が少ないですが一本で行くことも可能。武蔵小金井の駅まで電車で行って、バスに乗るのも本数が多いので我が家は、どちらのルートも使っていました。
三鷹周辺から行く場合、天候がよく自走する家族の体力と技術が足りているならば自転車で行くのが公園内の移動も楽なのでお勧めです。江戸東京たてもの園の入り口近くに駐輪スペースがあります。
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江戸東京たてもの園内には江戸時代から昭和初期までの、30棟の復元建造物が建ち並び、文化的価値の高い歴史的建造物が移築されて、復元・保存・展示されています。
建物が展示されている訳ですが、子どもが遊びながら過ごせる広々とした屋外展示ですから、楽しいですよ。楽しみ方は、年齢や興味によって様々あります。
イベントも四季折々で展開されています。土管が置かれている空き地スペースで、輪回しや竹馬の練習を親子でしたり、ベイゴマや投げゴマ、はねつきで遊ぶこともできます。子どもが外で遊びたがるようなら建物に無理に入らなくても、車や自転車は業務用のものしか通りませんから、道ものんびり歩けて安心ですし、遊具こそありませんが、路面電車の展示では中に入って座ることも出来て乗り物大好きな小さい子にも楽しい場所だと思います。
ジプリ映画のモデルになっている建物もあるんですよ。歴史的に価値のある建物ばかりですから、大きくなって学校で習ったら、自分が小さい頃からよく親しんでいた建物の歴史がわかって、すごくワクワクするかも知れませんね。
茅葺き屋根の農家の囲炉裏を見ながら、ボランティアさんに風車などの作り方を教えていただける日もありました。
余談ですが海外のお客様をお連れする場所としてもオススメです。
ホームページで詳細はご確認ください。
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場所: |
〒184-0005 東京都小金井市桜町3-7-1(都立小金井公園内) |
電話: |
042-388-3300(代表) |
開園時間: |
4月~9月 午前9時30分~午後5時30分
10月~3月 午前9時30分~午後4時30分
※入園は閉園時刻の30分前までとなっています。 |
休園日: |
毎週月曜日(月曜日が祝日または振替休日の場合は、その翌日)
年末年始 |
入園料: |
個人 一般 400円 個人65歳以上の方 200円
団体(20名以上)団体一般 320円 団体65歳以上の方 160円
大学生(専修・各種含む) 個人320円 団体250円
高校生・中学生(都外) 個人200円 団体160円
中学生(都内在学または在住)・小学生・未就学児童 無 料
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〇身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保険福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその付き添いの方2名は無料です。
〇都内の小・中・高校生とその引率者が教育活動として観覧する場合は、無料です。 (事前の承認が必要です。)
◎毎月第3土曜日と、それに連続する日曜日(家族ふれあいの日)は、都内在住で18歳未満の子を同伴する保護者は観覧料が半額です。
〇毎月第3水曜日(シルバーデー)は、65歳以上の方は無料です。 (年齢を証明できるものが必要です。)
※お出かけの際はホームページで、ご確認をお願いします。
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ちひろ美術館 東京
絵本作家いわさきちひろの作品を中心として、エリックカール、赤羽末吉、長新太、茂田井茂など多くの絵本作家のイラストを所蔵しています。
年間を通して、色々な絵本作家の企画展覧会が開催されています。
小さい子連れでも大丈夫なように、靴を脱いであがる「こどものへや」があり、上質なおもちゃや布絵本等も揃っています。
館内は段差がなくベビーカーもOK。授乳室やミルクのためのお湯が出る流し台、おむつ替えベビーシート、おむつ用ゴミ箱までも完備です。
また軽食がとれる絵本カフェもありますよ。オーガニック素材や無添加の材料で作られたナチュラルなメニュー中心です。
でも、大人向けにベルギービールがあったりして、なかなか楽しめます♪
子ども向けの読みきかせの時間もありますので、それを狙っていくのもいいかも。
(毎第2・4土曜日11:00~ 申込不要)
三鷹から行くには、若干不便な場所なのが難です…
駐車場は台数少ないですが一応あります。
電車だと、JR荻窪駅からバスに15分ほど乗り更に10分近く歩きます。
三鷹から自転車で行った!というパワフルなママもいますが、かなり遠いのであまりお勧めしません…。
~現在開催中の展示会~
●Kawaii ・ちひろ展
期間:2016年8月11日(木・祝)~11月6日(日)
●<企画展>あべ弘士の動物王国展
期間:2016年8月11日(木・祝)~11月6日(日)
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場所: |
〒177-0042 東京都練馬区下石神井4-7-2 |
電話: |
TEL:03-3995-0612 / FAX:03-3995-0680 |
アクセス: |
<電車の場合>
•西武新宿線上井草駅下車徒歩7分
•JR中央線荻窪駅より西武バス石神井公園駅行き(荻14)「上井草駅入口」下車徒歩5分
•西武池袋線石神井公園駅より西武バス荻窪駅行き(荻14)「上井草駅入口」下車徒歩5分
<車の場合>
美術館前に駐車場があります(乗用車3台・身障者用1台)
※満車の場合は、千川通りパーキングメーター区域へ駐車してください。 |
開館時間: |
10:00~17:00(最終入館16:30) |
休館日: |
月曜日(祝休日は開館、翌平日休館。※2016年8月1日(月)は開館。GW・8月11~20日は無休)
年末年始2016年12月28日~2017年1月1日(1月2日から開館)
冬期休館2017年は1月16日~2月末日
展示替のための臨時休館あり
2016年臨時休館は 9/20(火)、10/11(火)、11/8(火)、2017年1/10(火) |
入館料: |
大人800円、高校生以下無料
東日本大震災の罹災証明書、または被災証明書をご持参の方は、ちひろ美術館・東京、安曇野ちひろ美術館の入館料が無料となります。受付にてご提示ください。
事前にHPのアンケートに答えて送信後の画面を印刷してお持ちいただくと、入館料を100円割引します。
※1枚につき2名様まで割引します。
※他の割引との併用はできません |
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府中市美術館
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都立府中の森公園のなかにある府中市美術館。
混雑することもあるとは思いますが比較的、自動車で利用しやすいと思います。
毎年、夏休みの時期の企画展はこども向けのものが開催されているようです。
2016年の企画展は、「とことん!夏のびじゅつ(じ)かん」
7月16日(土曜日)から9月11日(日曜日)までと、夏休み明けも少しだけやっていますね。
毎年ワークショップコーナーが充実していて、お絵かきが好きなお子さんは小さくても集中して取り組んでいます。
特に小さい子どもさんと行くのに、お勧めなのは夏休み期間の企画展ですが、その他の時期でも都立府中の森公園のなかにあると言う立地も美術館デビューにお勧めポイントです。
私たちが最初に行った時は夏休みではありませんでしたが、子ども向けのかわいらしい冊子も用意してあって、基本的なお約束の説明がわかりやすくイラストと一緒に書いてあるものをくださいました。 「美術館の中では、ゆっくり歩き、お話しは静かな声で、作品や壁は触らないでね」のような本当に必要なルールだけ。
小さい子でも、ちゃんと最初にわかるように説明してもらえば、はりきってルールを守ってくれたりすることもあるのでは?
公園の中にある美術館のいいところは、ほんの少しがんばって、お行儀よく美術館を楽しんだあとは、公園で思いっきり遊べるのも、また楽しいくていいものです。
美術館は、実は小さい子にとっても優しくて、すごくウエルカムなんだな~と思うこと多いです。子どもたちが楽しめるように、なるべく子どものペースでまわってあげるのもいいですね。
我が家の場合、小さい頃は、子どもの興味のない展示室は入り口から見渡す程度しか見られなかった時期もありましたが、長女が小学生になった頃には、私よりじっくり見て回っていて、私と下の娘が待ってるようになりました。
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企画展は、「とことん!夏のびじゅつ(じ)かん」
開催期中の休館日は月曜日(7月18日をのぞく)と7月19日(火曜日)
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場所: |
〒183-0001 東京都府中市浅間町1丁目3番地(都立府中の森公園内) |
電話: |
042-336-3371(代表) |
e-mail: |
bijyutu01@city.fuchu.tokyo.jp |
アクセス: |
□電車とバスで行く場合(公式HPには他の行き方もあります。中央線のみ抜粋しました。)
<JR中央線武蔵小金井駅南口から>
〇京王バス府中駅行き(一本木経由、武71)「一本木」(4)下車すぐ
〇京王バス府中駅行き(学園通り経由、武73)「天神町幼稚園」(5)下車徒歩8分
<JR中央線国分寺駅南口から>
〇京王バス府中駅行き(東八道路経由、寺92)「天神町幼稚園」(5)下車徒歩8分
□自動車で行く場合
府中市臨時駐車場(無料・約60台収容可)とありました。最新情報はHP等でご確認下さい。
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開館時間: |
午前10時から午後5時(入場は4時30分まで) |
観覧料: |
一般400円、高校生・大学生200円、小学生・中学生70円 |
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東京都美術館
上野公園のなかにある「東京都美術館」ですが、子ども向けのプログラムが充実しています。
上野公園の9つのミュージアムがこどもたちのミュージアム・デビューを応援している活動「ミュージアムスタートあいうえの」では、「東京都美術館」を含め9つのミュージアムの情報もホームページで調べることも出来ます。
東京都美術館の特別展では、中学生までのこどもたちに磁気式のお絵かきボード「とびらボード」を無料で貸し出しくれます。
「とびらボード」は、消したり描いたり出来、展示室内で気に入った作品をじっくり見て、スケッチすることが出来ます。中学生以下の特別展観覧料は無料。
「とびらボード」に描いた絵をポストカード仕立てに印刷して、お持ち帰りが出来るワークショップ「とびらボードでGO!」も開催されています。開催日時等は、ウェブサイトやSNS等でご確認ください。
「とびらボード」は磁気式なので、消しゴム機能のある磁石が紐付きで付属していますが、ぶら下げて歩いていると、書いたところが知らないうちに消えてしまうので、しっかり裏面の端にくっつけておくといいですよ。
他にも展示に関連したワークショップやイベントもありますので、東京都美術館ホームページのトップページ>アート・コミュニケーション>ファミリー・子ども向けプログラムをご覧ください。
東京都美術館では、上野公園内の文化施設にいらした方が利用出来る、託児サービスの日「パパママデー」を設定しているそうです。専門のスタッフがお子様を預かってくださいます。子どもと行く美術館がテーマですが、弟や妹が小さいというおうちもありますよね。ママ一人でゆっくりと美術鑑賞や博物館めぐりを楽しむのももちろんですが、下のお子さんを預けて、お兄ちゃんお姉ちゃんと美術鑑賞というのも利用方法も出来そうですね。様々なサービスで東京美術館は、子育て中の家族を応援してくれています。きっと小さいお子さんを持つお母さんが、考えている以上に、美術館は優しく出迎えてくれます。もちろん、基本的なルールやマナーはありますが、親子で楽しんでもらいたいと美術館も考えてくださってることが感じられると思います。
都心なので、お子様連れとしては平日の行き帰りラッシュ時をさけることが肝要だと思います。帰りは特に時間に、ご注意ください。
場所: |
〒110-0007 東京都台東区上野公園8-36 |
電話 : |
03-3823-6921 |
開館時間 : |
9:30~17:30(入館は17:00まで)
※特別展開催中の金曜日:9:30~20:00
※8月5日、6日、12日、13日、9月9日、10日は9:30~21:00
※いずれも入館は閉館時間の30分前まで |
休館日 : |
毎月第1・3月曜日(祝休日の場合は開館し、翌日休館)※特別展・企画展:毎週月曜日休室(祝休日の場合は開室し、翌日休室)
※年末年始のほか、整備休館など臨時に休館及び開館することがあります。
最新情報はトップページのカレンダー、またはSNSをご確認ください。
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入館料: |
入館料は無料です。観覧料は展覧会ごとに異なります。 |
アクセス: |
駐車場はありません。公共交通機関をご利用下さい。
最寄り駅からの所要時間
〇JR上野駅「公園口」より徒歩7分
〇東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅「7番出口」より徒歩10分
〇京成電鉄京成上野駅より徒歩10分 |
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2016年9月号