2016年9月号特集 今年の秋は子どもと一緒に美術館&科学館!~その2<科学館>

公開日 2016/09/01

2013年9月号特集ロゴ

小さい子どもがいると、敷居が高いかな?と思いがちの美術館や科学館。
小さい子用に楽しめる工夫もたくさんありますよ!子育て中のお母さん&お父さん目線で紹介してみました♪

その2 科学館

美術館はこちら

 

アイコン多摩六都科学館

多摩六都科学館は、東京都小平市、東村山市、清瀬市、東久留米市、西東京市の五市で運営されている科学館です。一つ足りないのでは?と思われるかもしれませんが、(旧)保谷市と(旧)田無市の合併により西東京市となる以前は六市だったからです。
西東京市の青梅街道の交差点から入ってすぐなので、車で行くのは便利です。電車で行くとなると、一番近い西武線花小金井駅からは小さい子供を連れて歩ける距離では無いので、バスを使うことになります。JR吉祥寺駅や三鷹駅からバスのルートもありますが、科学館前のバス停へは行かないので、バス停から10~15分歩くことになります。
西武線花小金井駅もしくは田無駅からは科学館前のバス停まで行くバスがあります。
公式HPの交通アクセスを見て最適なルートを確認してください。
写真多摩

駐車場は入庫後30分まで無料、以降30分ごとに100円で最大700円というコインパーキング式。昔は駐車場のおじさんに前払いの1日1,000だったと思います。駐車場は十分に広いので、これが満車で入れないくらいだとしたら、館内も大混雑になると思うので、諦めて帰った方が良いと思います。
入口では入館のチケットと、それとは別にドームシアターでの大型映像プログラム、プラネタリウムのチケットを買うことになります。

なお、大人2,500円/子供1,000円払って、サイエンス友の会というのに入会すれば、何回行っても入館は無料とのこと。年4回以上行こうと思う人は、先にこれを購入すると良いらしいです。

写真5 写真4
写真2


展示室は「チャレンジの部屋」「からだの部屋」「しくみの部屋」「自然の部屋」「地球の部屋」の5つと、大型映像やプラネタリウムの上映される「サイエンスエッグ」。
サイエンスエッグは360度まるまるスクリーンなので、3Dメガネなどの特殊効果がなくても肉眼でも立体感のある映像を楽しめます。六都科学館に来たら、まず必見です。ただし、あまりにリアル過ぎて、酔ってしまう場合もあるようなので、小さいお子さんは、様子がおかしくないか注意してあげてください。その時の対処方法は単純で「しばらく目をつぶること」です。

開館から夕方まで、大型映像とプラネタリウムが交互に上映されます。事前に見たいプログラムが決まっている場合は、特に混雑する日は早めに行かないと満席になってしまいます。今回は息子と開館直後の10時からの大型映像を見ましたが、開館前の行列に並んで、チケットを購入する時には既に残席が30くらいでした。
夏休みの土日やゴールデンウィークなどの混雑が予想される日に、希望通りのチケットを確実に取りたい人は、開館15~30分前に必着です。

ちなみに、プラネタリウムは飲食禁止。飲み物もダメなので、小さいお子さんは事前に水分補給は済ませておきましょう。
全席自由席なので、360度の映像を楽しむには、席はなるべく後ろ(上)を確保した方が、首が疲れません。自由席なので、入館同様サイエンスエッグの入場前には、また待ち行列ができました。好きな席を確保するには、20分前には並ぶ必要があって、朝10時の回だと、科学館自体の入館の待ち行列の後、入館したら、そのままサイエンスエッグ入場の待ち行列に並ぶことになります。

10時からのプログラムが終わってしばらくすると、もうお昼になってしまいますが、休日は、入場者数に対して、カフェのキャパが小さすぎます。行った日は、13時半になってもカフェの待ち行列は長いままでした。時間を無駄にしたくない人は、お弁当必須です。休憩室があり持ち込みOKです。ただし、十分に広いわけでは無いので、やはり混雑時は席を確保するのが大変なので、正午より時間をずらす必要があります。春や秋なら外でお弁当でも良いと思います。
入館券は当日再入場可なので、いったん外に出ることができるのですが、施設の近くには、ご飯を食べられるようなお店も、コンビニもありません。

 
場所:

〒188-0014 東京都西東京市芝久保町5-10-64

電話:

042-469-6100
開館時間: 開館時間:9:30〜17:00(入館は16:00まで)
駐車場 :9:15〜17:15
※夏季の一部期間(7月末〜8月末)は閉館時間が17:30、駐車場が17:45まで
休館日: 月曜日(祝日の場合は開館し翌日)、祝日の翌日、年末年始、
保守点検等、臨時休館あり
利用料金:

【入館券】 大人500円/小人200円(4歳~高校生)
【観覧付入館券】 大人1,000円/小人400円(4歳~高校生)
(展示室+プラネタリウムまたは大型映像を1回)
【セット券】 大人1,400円/小人500円(4歳~高校生)
(展示室+プラネタリウム1回+大型映像1回)

上記の券にプラネタリウムまたは大型映像を1回追加
大人500円/小人200円(4歳~高校生)

  ※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方は駐車場利用と入館の際にご提示ください。
駐車場利用料、科学館入館料、番組観覧料が全額免除となります。 
※原則として介護の方1名も免除となります。
※特別な介護を要する方、手帳の持ち出しが困難な方はあらかじめご相談ください。
※車いす等での緊急時避難に必要な付添い体制は、利用者の責任においてご準備くださいますようお願いいたします。
 

館内はバリアフリー設計となっており、ベビーカー、車椅子での移動が可能

ぐるっとパスの対象施設です。
東京・ミュージアム ぐるっとパス2016
一冊2,000円で都内79の美術館・博物館等の入場券・割引券が綴られたお得なチケットブック。2ヶ月間利用可。

 

 

アイコン日本科学未来館

日本科学未来館は、2016年4月20日(水)に常設展をリニューアルオープンしたそうです。
6つの展示の新設やドームシアターの新コンテンツ公開、アクティビティ・スペースの整備などなされ、常設展ゲートの設置や公式アプリ配信などもあり、小さいお子さんから大人まで楽しめる場所になっています。

【おすすめポイント】
・入館料は大人620円、18歳以下210円、そして6歳以下の未就園児はなんと無料です!
・常設展示のほか、企画展・ドームシアターもありますが、常設展だけでも十分に楽しめます。入ってすぐにある象徴的なジオコスモス。ソファに寝そべり、ジオコスモスを眺めているだけでも十分楽しめます。日頃忙しいお父さんやお母さんですが、お子さんと一緒にのんびり寝そべってみてはいかがでしょう。

写真科学未来
写真科学未来3 ・小さいお子さんには少し難しいものが多いと思いますが、「アナグラのうた」では、自分の足元に映像がでてきて、どこに行っても走ってもその映像がついてくるので、不思議に感じるようですよ!

・いろいろなロボットもありますが、ヒューマロイド「ASIMO(アシモ)」の実演がおススメです。
時間:11:00/13:00/14:00/16:00 各回約10分です。人気なので週末はたくさんの人でなかなか見えないかもしれませんが、ぜひ場所を早めに確保して見てみてください!

・「おや?っこひろば」という体験型の展示を楽しみつつ、科学的な「モノの見方」を親子で一緒に体験する無料スペースもありました!
体を使って遊びながら「おや?」と思わせるしかけがたくさん!展示やクリエーションのほかに、実験・工作キットなど親子が一緒に参加しながら「なんで?」を探求することができます。
45分間(10:00の回は35分間)の入れ替え制。1回の利用定員は30組程度。利用の事前予約不可。土日祝日および平日の混雑時には整理券配布。
利用時間:10:10~10:45/11:00~11:45/12:00~12:45/13:00~13:45/14:00~14:45 /15:00~15:45 /16:00~16:45

写真科学館2

 

・テレコムセンター駅はエレベーターもあり、館内にはベビーカー置き場もあります。
駅から日本科学未来館までにも涼しめる場所やフジテレビの人気キャラクターにも出会えたりと、お散歩するだけでも楽しめます。
休日には、お店も出ていたりして、家族でおいしいものをいただいたりしながら、1日ゆっくり楽しめそうですよ!
写真科学館1

 

場所: 東京都江東区青海2-3-6
アクセス: ≪電車≫
・新交通ゆりかもめ「船の科学館駅」下車、徒歩5分・「テレコムセンター駅」下車、徒歩4分
・東京臨海高速鉄道りんかい線「東京テレポート駅」下車、徒歩約15分
≪無料巡回バス≫
・「日本科学未来館」下車
※臨海副都心内を無料で巡回しているバス「東京米シャトル」(11:35~19:15の間、20分間隔で運行)

 

 

2016年9月号