公開日 2017/04/01
ママとパパのリレーエッセイ 第170回 -貫名 友理さん-
こんにちは。この度ご縁あってママとパパのリレーエッセイに参加させていただくことになりました、貫名 友理です。
結婚して数ヶ月後、こどもができたら公園でいっぱい遊びたい・・!という願いがあり勤務地を考慮しながら2人でプレゼンをし合い、結果満場一致の「三鷹」に越して来ました。
(正確にいうと武蔵野市在住、三鷹市在勤です)その後こどもを授かり、現在は1歳9ヶ月の息子と夫と3人家族です。
私は出産を機に転職をしています。産後1年からの半年間は新しい仕事を掴み取るため、土曜日の午前中に自分の時間つくるようにしていました。
その間夫は息子と2人で井の頭動物園に行き男同士の時間を楽しんでいたようです。最近はその生活も落ち着き週末は3人でのおでかけします。
息子が全身で「楽しい!」を表現し、のびのび遊ぶ姿を見ると、自然豊かな場所が近くにあることと家族で幸せな時間が過ごせることに感謝しています。
今は割と穏やか(以前よりも(笑))な私ですが、こどもが産まれたばかりの時は、「母親はこうでなければならない」という固定概念に囚われすぎて、
家事も育児も自分がしっかりせねば!と張り切っておりました。体育会系出身者であるために、忍耐と根性と体力で乗り切ることが美しいと錯覚し、
出産から激変している自分の体と心には目もくれず赤ちゃんのお世話をする毎日が当たり前だと思っていました。
しかしそれには限界がありました。
肩こりで授乳もしんどい、腰も痛い・・・といった体の悲鳴を無視し続ける、また自分の思いに蓋をし続けると、だんだん目の前にある生活自体がしんどいと感じるようになった時があったのです。
違和感を感じてからよくよく夫と話してみると、夫は家事も育児も夫婦で一緒に、そして夫婦は公平だという考え方で。
勝手に全てを抱え込んでしまっていた自分に気がつきました。
それ以降夫婦で頻繁に話し「これどう思う?」と、子育てのことも仕事のことも話すようになりました。
今は少しずつ「子育てはこうあるべき」「母親はこうあるべき」論から解き放たれて、子育てが楽しく、のびのびと見守れるようになりました。
というのは言い過ぎで(笑)、自分に余裕があると本当に毎日が楽しい。
でも自分や家族の体調が崩れた時、仕事で心配なことがあり心の余裕がなくなると少なからず生活に支障が出ます。
でも、忍耐&根性で耐える!でもなく、それらに蓋をするでもなく、「今弱っているな〜」「今イライラしちゃっているな〜」「今の私ダサいな〜」と少し自分を遠目で見ながら笑いつつ、
これからもこどもと共に、三鷹で育っていきたいと思います。
仕事のことが多いですが、日常のあれこれも時に綴っているのでよかったらのぞいてください。
http://yuriiiblog.hatenablog.com/
2017年4月号