今月のおすすめ絵本・5月~その1

公開日 2017/05/01

今月のおすすめ絵本・5月~その1

この時期一番の育ちざかりくん!
ぐんぐんぐんぐんいきます!

 


絵本 たけのこぐんぐん

「たけのこ ぐんぐん」


福知伸夫 作  

福音館書店 
ちいさなかがくのとも2017年5月号  

★3歳~


ぼくがみつけたたけのこ。たけのこども、ってママが教えてくれた。
毎日見に行くよ。きのうよりおおきくなったね、たけのこくん。ぐんぐんのーびーろ。
本当に毎日どんどん大きくなります。ぐんぐんのーびーろ。 いつの間にかボクの背に追いついちゃうよ。

この本の付録によると、なんでも、かつて日本で測定された孟宗竹の一日の伸長量の最高記録は、120センチだそうです。
ということは、1時間に5センチ、10分で1センチ弱伸びていることになりますね!
この本は、目に見えるわかりやすい成長をしてくれる竹を、わかりやすい絵で書いてあります。


三鷹市内にも、竹林とまで言わなくても竹が植えられていたり自生しているところがわりとあるのをご存じですか。
下の写真は、天文台の中にある「三鷹市星と森と絵本の家」の庭に出てきたタケノコです。

たけのこ写真
絵本の家では、子どもでも興味を持つような仕掛けがあちこちにあり、タケノコも毎年この時期身長測定をしているので、実際に観察ができますよ。本当のタケノコが生えているところを見に行ってみてはどうでしょう。

そして、子どもはけっこうタケノコ料理が好きですよね。
タケノコご飯、若竹煮、焼きタケノコ、天ぷら、肉挟み焼き…うーん今夜は何にしましょうか。

絵本で読んで知って、実際のものを見る、そして触ってみる使ってみる食べてみる、このサイクルを繰り返してやると、幼い子どもでもしっかりと知識が身についていくようですよ。


★[三鷹市星と森と絵本の家]  三鷹市大沢2-21-3 tel0422-39-3401 fax0422-39-3402
 緑豊かな国立天文台の中にある、絵本の展示施設です。入場無料。10~17時 火曜休館
 

2017年5月号