公開日 2017/05/30
三鷹市助産師会の竹内会長にお話をうかがいました
小さなお子さんを育てているご家庭、また妊婦さんのための防災について、三鷹市助産師会の竹内会長にお話をうかがいました。
三鷹市助産師会さんは、女性・子育て世帯の視点を踏まえた防災対策の推進や市民への啓発活動を長期にわたって続けておられます。
妊娠中の方や子育て家庭の防災について以下のことをお話してくださいました。
三鷹市助産師会の長いあいだの取り組みの成果として、三鷹市地域防災計画の項目に以下のことが挙げられます。 三鷹市では、震度6以上の地震が発生した場合、市内7病院(医療拠点)以外の医療関係機関はすべて閉鎖となります。 災害時医療救護所の助産師会のスペースには、簡易テントが用意してあり、万が一陣痛が始まった産婦さんがいて、病院まで間に合わない場合、プライベートな空間でお産ができるように準備をしています。 いざという時のために、以下の3点について日頃気をつけておいていただきたいと思っています。 (1)ご自宅では、最低でも3日分の水分・ミルク・オムツ等を確保するようにしましょう。 (2)防災リュックを準備しましょう。
(3)どこに避難するかを、日頃からご家族と話し合うようにしましょう。 妊娠中や、子育て中のご家族の避難は不安が強く、本当に大変だと思いますが、わたしたち三鷹市助産師会も全力でお手伝いしますので、日頃から防災意識を高め、お近くの医療救護所の確認をして災害時に役立てるようにしていただけたらと思います。 |
2017年6月号特集