公開日 2018/02/21
今月のおすすめ絵本・2月~その2
子どもの成長は親にとっても、とても嬉しくまた楽しみなものですよね。
ころんと転がっているだけだった赤ちゃんが、自分で動くようになり、そしてハイハイしたりお座りしたりたっちしたり・・・^^
でも、生活の中ではお世話することがいっぱいいっぱいあって、早く自分でいろんなこと全部できるようにならないかしら、と思うこともしばしばですよね。
今回ご紹介する絵本は「パンツのはきかた」
「パンツのはきかた」 文:岸田今日子 絵:佐野洋子 福音館書店 ★2歳~ |
誇らしげな顔をしたこぶたちゃんが表紙です。
ユーモアたっぷりの言葉で、自分でパンツをはく様子がリズミカルに描かれているんです。
パンツはね
はじめに かたあし いれるでしょ
それから もうかたっぽ いれるでしょ
それから きゅーっと ひっぱって
そこまでできたら たちましょう
そうして うえまでひきあげて つっかえたらばできあがり
パンツはく方法が詳細でしょう?!
こぶたちゃんのお顔がとても可愛い!オシリも!
最後にはオチがあって、そうそう、そんなこともあるある!って、すでに子育てが過ぎ去った方は懐かしく思うはず。
こぶたちゃんの情けなさそう~なお顔がたまらない!
巻末には楽譜がついているんですよ。
作者がご自身のお嬢さんと作られたそうですが、とてもユーモラスな歌なので、ぜひ覚えてお子さんと歌いながらパンツをはいてもらえるといいかな、って思います。
自分でパンツがはけたりお洋服が着られるようになったら、朝がすっごくラクになりますよ~。
トイトレの時期を迎えるお子さんにおススメです!
2018年2月号