公開日 2018/06/20
今月のおすすめ絵本・6月~その2
季節ものです。
「かえってきたカエル」 文:中川ひろたか 絵:村上康成 童心社 ★3歳~ |
お馴染みピーマン村のシリーズです。
ひろみ先生が捕まえてきたカエル、みどり色なのでみどりちゃん。
雨の中、みんながみどりちゃんのエサを探しに行っている間に、おっちょこちょいの園長先生、やってくれました、今回も。
うっかりみどりちゃんを逃がしてしまいました。
みんなで手分けして探します。
いたいた!みどりちゃんがいたところは・・・!
カエルは生きた虫しか食べないそうです。
ご家庭では飼うのには少しハードルが高そうですね。
「三鷹市星と森と絵本の家」のお庭の池には、今とっても沢山のオタマジャクシが泳いでいます。
もうすこししたら、きっとたくさんのカエルになります。
(みどりちゃんみたいなアマガエルではなさそうですが)
でも、池の周りには、オタマを狙ったトリやヘビなども集まってきますから、全部が全部、無事にカエルになれるのかな、と思うと微妙です。
そんな危険を乗り越えて成長していくので、立派なカエルになるのはとても難しいのかもしれません。
カエルを見つけたら、飼うことはしなくても観察してみるといいかもしれませんね。
一緒にこんな本はどうでしょうか。
日本で見ることのできるカエルたちが全種ずら~りと載っています。
「ずら~りカエル ならべてみると・・・」 写真:松橋利光 文:高岡昌江 アリス館 ★3歳~ |
どちらもこの梅雨の時期にピッタリの本ですよ。
2018年6月号