公開日 2018/07/10
今月のおすすめ絵本・7月~その1
暑い夏がやってきました!
「こぐまちゃんのみずあそび」 作:もりひさし・わだよしおみ・わかやまけん こぐま社 ★0歳~ |
こぐまちゃん、お庭の花にじょうろで水やり。金魚さんにもアリさんにも。
ホースを持ち出しジャージャー!楽しい!
お庭が池になり川になり・・・どろんこです。
小さな子ども達は、この絵本が大好きです。読んであげるとどの子もニコニコします。
あとがきで、作者の1人の森比左志(もりひさし)が書いています。
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今日の子どもに、ほんとの遊びがなくなったといわれます。今の子どもは、いたずらをとりあげられているともいわれます。子どものための”いたずら復活論”は活発です。
いたずらは、子どもが自分からやりたいと思ってやる活動です。自主的なのです。親が指図をするものでなく、親の目をかいくぐってやります。行動の芽として大事な点です。
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この本のこぐまちゃん達のように、水遊びでどろんこになって、シャワーでまた遊んで・・。
ママ達はきっと(私自身も含め)「あーーもうっ!なにやってるのっ!!」ですよね。
芽を摘まないように気を付けなきゃ、ですよ。
なんかいたずらを始めたら、グッとこらえて、見ていよう、と覚悟を決める日もあってもいいかもしれませんねぇ…
自主性を促すには、親も忍耐ですわ。
といいながらも、このあとがきが書かれたのはおそらく初版時で、それは1971年のことなんですけどね。
約50年前の子ども達にとっても、こぐまちゃんのようないたずらあそびは少なくなっていたのでしょうか。
興味深いです。
2018年7月号