2018年月9号特集 ママ・パパと子どもの防災

公開日 2018/09/01

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9月1日は防災の日。

「台風、高潮、津波、地震等の災害についての認識を深め、それらの災害に対処する心構えを準備するため」に制定されました。

皆さんは防災の準備はいかがですか?

子育てコンビニでは、今年も、みなさんに防災の情報をお届けします!


[1] 子育て家庭の防災について、教えてください!

~三鷹市危機管理担当部長の大倉さんと藤田さんからお話をうかがいました!
 

[2] 赤ちゃん・妊婦さんの防災について、教えてください!

~三鷹市助産師会会長竹内さんにお話をうかがいました!(2017年6月号特集です)

[3] 「やろうよ!こどもぼうさい」

~市内にこんな団体があります!「やろうよ!こどもぼうさい」の紹介です!


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[1] 子育て家庭の防災について、教えてください!

 

三鷹市危機管理担当部長の大倉部長と藤田さんを月に1度開催しているオフ会「子育てコンビニ広場」にお招きし「ママと赤ちゃんのための防災」に特化したお話をしていただきました!

 

冊子表紙

突然ですがみなさん「東京くらし防災」と言う冊子はご存知ですか?
黄色い表紙のもの、「東京防災」と言いますが、数年前に全戸配布になりましたね!!
それとは別にピンクの表紙のものがあるのをご存知でしょうか?!
この冊子は「女性視点」で書かれており、まさに育児中のママにぜひ読んでいただきたいものなのです!
ただいま、市政窓口や市役所防災課で配布していますので、ぜひぜひ読んでみてください!

今回のお話は、こちらの冊子を中心にお話いただきましたので、ちょこっとご紹介です♪

ママがとにかく第一に考えなければならないこと。

「まずはママ自身の身を守る」

ママの身が守れなければ、お子さんを守ることはできません。
ですので、とにかくわが身を守ることを第一に考えていきましょう!

もし外出先で地震にあったら、倒れてくるもの、落ちてくるものからまず身を守ります。
先日の大阪の地震を受けて、三鷹市内のブロック塀の確認も適宜行われているそうです。危険なのは倒れてくるブロック塀だけではありません。
看板やガラスが割れて降ってくるかもしれません。
ですので、大きな揺れを感じたら、まずは安全そうな近くの建物の中に逃げましょう。

阪神大震災の時などは「通電火災」が多く発生したそうです。
寒い時期、電気ストーブなどがスイッチがオンのまま地震で止まってしまい、電気が通った拍子にまたストーブがついてしまい、周りの衣服や布団などに引火して火災が起こったようです。避難する時には、必ずブレーカーを落としてから避難してください!

備蓄に関しては、市にも準備がありますが、各自でも用意しておくことが必要です。
とはいえ、非常食ばかりを用意しなくて大丈夫!
例えば、日頃買っているカップラーメンを少し多めに買っておく。そして賞味期限の古いものから食べていき、そして買い足しておく。多めに買っておく分、これで十分非常食になるそうです!
食べなれているものが用意できていると、安心で無駄もありません。

また、避難する際は前抱っこが一番安全です!
ベビーカーを使う場合は、荷物を荷台に乗せ、お子さんは必ず抱っこして安全を確保しましょうね。
ママバッグの中身は、家に帰ってきてすぐに補充しておくのがベストです。
みなさん、お出かけの前に準備される方も多いと思いますが、とっさのときに持って出た荷物の中身がお出かけで使ってしまったあとのママバッグでは困ります。
避難の際は、準備している時間がありませんから、お出かけから帰ってきたら荷物の確認をしておくといいですよ!


コンビニ広場参加者のママからも質問がありましたが、お子さんと別部屋にいたときに大きな揺れがあったとき・・・・
初めにも書きましたが、お子さんが心配なのはわかります。が!!まずはお母さんの安全が第一。とにかくママが怪我のないように安全を確保してください。そして揺れがおさまったところで、お子さんのところへかけつけましょう。
そのような行動がとれるように、お子さんの寝ている場所、部屋は、何よりも安全なところになるようにしましょう。
落ちてくるものはないか?倒れてきそうなものは固定されているか?確認してみましょうね。


まだまだ、たくさんのお話をいただきましたが、この「ピンクの東京くらし防災」にイラストがたくさん入って詳しく載っています。
ぜひ、一度、手に取って確認いただき、みなさんも防災チェックしてみてくださいね

大倉部長、藤田さん、貴重なお話ありがとうございました!!

 

今回、子育てコンビニひろばにご参加くださったみなさんから、お話をうかがっての感想をいただきましたので、併せてご紹介します!◆

 

◆リアルな想定問題がためになりました。
◆もっと、子連れのママにたいして具体的な話がききたかった。
◆防災課に女性の職員を配置しているときき、少し安心しました。
◆三鷹市に粉ミルクの備蓄があると聞いて安心した。銘柄もきけて、1種類でないのもよかったです。(なかなか聞けないので)
◆実際の写真があって、身が引き締まった。具体的な写真や話があってよかった。
◆阪神大震災のスニーカーの話がためになりました。
◆子育て経験の方の防災の話が聞きたかったです。
◆防災の備蓄食料のローテーションの話など、具体的な話が聞きたかった。1週間の防災備蓄は、置けるところがないので
◆三鷹での災害は安心できましたが、旅先などで災害にあったときにどうするのか聞きたいです。
◆日頃、防災のことが気になっていたので、備蓄は日ごろのものがよいと聞いてよかったです。
◆子ども部屋の家具は、高さを抑えるなど、ためになりました。
◆市報で、防災講座の案内がのっていることがあるが、なかなか参加しようとは思わないので、近所で開催していただいて、誘っていただいてよかったです。お話を聞くと備えよう!と思います。
◆経験談などのお話がきけてとても勉強になりました。
◆ありがとうございました!防災対策なにもしていないので、とりくみたいと思います!
◆勉強になりました。
◆今日はありがとうございました。備えたいと思います。
◆防災の話は、具体的な話がとても身になります。


 

 


[2] 赤ちゃん・妊婦さんの防災について、教えてください!

~三鷹市助産師会会長竹内さんにお話をうかがいました!(2017年6月号特集です。2016年6月号のページにジャンプします)

 


[3] 「やろうよ!こどもぼうさい」

やろうよ!こどもぼうさいは、三鷹市を中心に活動している防災団体です。

「Mitakaぼうさいピクニック」や「みたか防災チャレンジコンテスト」など、楽しく防災について考えることができる子ども向け・親子向けの防災イベントを定期的に企画しています。

子どもたちが災害に遭ったときに自分の命を守る方法を教えてあげることも、親としての大切な務めです。その一助となることを目指して活動しています。

HP:https://kodomobousai.thebase.in/
FB:https://www.facebook.com/kodomobousai/

 

2018年9月号特集