2019年4月、西多世代交流センター(にしじどうかん)リニューアルオープン!

公開日 2019/07/01

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2019年4月1日西多世代交流センター(にしじどうかん)は、約9か月の工事期間を経てリニューアルオープンしました。

にしじどうかんは乳幼児がおもいっきり身体を動かせる施設。リニューアルによって遊具や床面、水回り関係などが新しくなり、利用者のワクワク感や安全性の高まりを感じました。赤ちゃんが安心して遊べる場所のほか、就学前頃の幼児がいろいろな遊びを発見できるような砂場や小さめのグランドが魅力的です。朝9時から開館しているので乳幼児の生活リズムの確保にも役に立ちそうです。

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■リニューアルにより変わった点
・館内の利用時、1階(児童館機能)では靴を脱ぐことになったこと
・バギー置場のスペースが屋外になって増えたこと(テント付)
・トイレが全洋式、バリアフリーになったこと
・空調が快適になったこと

■リニューアルの感想を来館者にうかがいました 
・以前、遊び場以外の場所は土足の利用でしたが、靴を脱いて利用することになったので、遊び場の移動がスムーズ。衛生面から館内をハイハイしても安心(0歳男子の母)
・ローテーブルが嬉しい。食事をしたり、絵本を読んだり、パズルや積み木も遊びやすい(2歳女子の母)
・遊具がきれいでうれしい。プラレールはお気に入りの遊び(3歳男子の母、多数)
・赤ちゃんといっしょに上の子ども(幼児)も遊べる畳敷きの部屋は利用しやすい。赤ちゃんも動きやすい畳素材がうれしい(0歳、3歳女子の母)



■センター長より

昨年度は改修工事のため市民の皆様には、大変ご迷惑をおかけしました。おかげ様でリニューアル工事が完了し、乳幼児から高齢者まで、さまざまな市民の方がより安全に、快適に利用していただけるようになりました。リポートでご紹介していただいた点以外にも、今回さまざまな変更点がありますので、以下にご紹介します。

・全館の床、壁、天井を新しくしたので、明るく清潔になりました。
・照明をLED化したので、とても明るくなりました。
・幼児室内の授乳室を新しくしました。(オムツ交換台も設置しました。)
・自動ドアをタッチ式にしました。(小さいお子さんが出て行かないための配慮です。)
・事務室の隣に相談室を作りました。(ふだんは中高生の談話室として開放しています。)
・2階に勉強コーナーを作りました。(中高生の自習スペース等に活用しています。)
・2階の視聴覚室兼保育室を防音仕様にしました。(大きな音を出す活動が可能です。)
・階段昇降機を設置しました。(階段の昇り降りがしづらい方に利用していただきます。)
・交流コーナー(1階)、談話コーナー(2階)など多世代で交流できるスペースを増やしました。(交流コーナーの調理設備が新しくなりました。)
・ゆうぎ室の運動遊具「ウルトラトレーナー」が復活しました。(親子で遊べます!)

 この他にも、幼児室の玩具など、いろいろと新しくなっていますので、利用したことがある方も、これから利用しようと思っている方も、ぜひ「にしじどうかん」に遊びに来てください。スタッフ一同お待ちしています。
 

三鷹市西多世代交流センター
センター長 丸山 尚



■基本情報
西多世代交流センター(にしじどうかん)
〒181-0016 東京都三鷹市深大寺二丁目3番5号
電話:0422-31-6039
開館日時:9時~17時(休館:祝日、第4日曜日、年末年始)
※毎週木曜日は17時~19時(ユースタイム7/登録した中高生の時間)

■利用情報
~未就学児の利用(月~土曜日の9時~13時)~
トランポリンやボルダリングなどで遊べる遊戯室(トランポリンは未就学児時間のみ)が特徴。毎月のお誕生会や毎日の集い「サークルタイム」も人気。子育てサポーターも配置され「乳幼児家庭のコミュニティ促進/情報提供/保護者のおしゃべりや子どもの遊びの中での相談」などで乳幼児の育ちを支えている。その他、第1子誕生した母親のための講座も定期的に開催。

~その他の利用~
地域の小学生の遊び場であり、週1回中・高校生の時間があるなど赤ちゃんから長期にわたって利用できます。顔なじみのスタッフがいることで学校や家庭との橋渡しにも。近年では「多世代」プログラムが推進されていて、地域スタッフの導入や世代を超えたコミュニティ作りに力が注がれています。2階部分では市が主催する講座の開講、登録した市民グループによる文化・健康・趣味など生涯学習ができる環境があり多世代にわたった利用が見られます。
 

執筆/取材:戸田美保(2019.6.6)

2019年7月号