今月のおすすめ絵本・8月～その1

夏だ！！

「ひまわり」 ☆0歳～ 文・絵：和歌山静子 福音館書店

とても力強いタッチでわかりやすい絵の絵本です。
小さなひとつぶのタネから芽が出て、葉が出て、つぼみが出て。。。どんどんと植物が成長していく様子が描かれています。

どんどこどんどこ　どんどこどんどこ どんどこどんどこ

言葉はひたすら「どんどこどんどこ」

ただ、風景が変化していくのです。

お日ひさまがさんさんしていたのが、曇りになり、雨降りになり、風が吹いて花が倒れそうになったり、たくさんの時間が経過して、お日さまがギラギラしてきたら、最後に「どん」と大きなひまわりが咲きます。

単純なことだけにわかりやすく、小さな子ども向けのかがく絵本とも言えますね。
縦開きになっているのが珍しい絵本です。

成長したひまわりはぐーんと空高いところに咲いていて、小さな子どもたちはお花を見上げても見ずらいかもしれませんね。

2019年8月号