今月のおすすめ絵本・7月

公開日 2020/07/10

今月のおすすめ絵本・7月

前回に続きまたクマ絵本で恐縮ですが、こぐま社から出ているこぐまちゃんの絵本が初出版から50周年を迎えたそうなので、お祝い的にご紹介を。
こぐまちゃん絵本は、ブックスタートに取り入れられたりしてとても親しまれていますね。
累計シリーズの中でも一番売れているのは『しろくまちゃんのほっとけーき』だそうですが、季節的にも今回はコチラを。

絵本

『こぐまちゃんのみずあそび』

★1歳くらいから

作:わかやまけん , もりひさし , わだよしおみ

こぐま社

子どもは水遊びが大好きですよね。
ママ的には思う存分やらせてあげたいなと思いながらも、条件諸々整えないとなかなかさせてあげるのが難しい遊びの一つかと。

こぐまちゃんも、最初はじょうろでささやかに始まった水遊びでしたが、しろくまちゃんがホースを持って来たことから、遊びやいたずらが爆発!
ママがいたら、あぁーーーっ!叫ぶかも。
モチロン最終的には泥んこに!
そこまでやればさすがに子どもたちも大満足。ちゃんと自分で遊びを切り上げ、シャワーへ。

巻末に、“この絵本のねらい”が書いてあるのですが、
「今日の子どもにはほんとの遊びがなくなったといわれます…」
いやいや1971年出版の絵本です。そうか、その時代から子どもたちはそんな風に言われていたのね。
いたずらを敢えてさせてあげること、その意味を考えて子どもと接してみてもいいのかもしれません。


自分の子どもも幼稚園の頃、降園後のいつもの公園でみんなで水遊びのあげく、どろっどろに!
もうっ!とプリプリ言いながら、一番近所の我が家の風呂に、みんなまとめて突っ込んだのを思い出しました。
あれは子どもたちは満足したのかなぁ、どうだったのかなぁ、、、。
 

2020年7月号