暑い暑い夏がやっと終わりそうな空気を感じるようになりました。

コロナの陰で熱中症やそのほか手当てが遅れてなくなる方も多いそうです。
離れた地で一人暮らしの母たちを心配するも、電話やメールでしか様子をうかがうこ
とができません。



高校１年生の息子はというと、一学期末には、まぁ驚くほど情けない成績表を持ち
帰ったため、

大学に行きたいなら国立しかウチは無理だからね、じゃなきゃ奨学金自分で背負え、
と冷たい一言を浴びせた母でございます。



そんな言葉にもめげず、３週間の夏休みは遠出もせず（出来ないけど）、少しの部活
をこなし、中学の頃からの友人たちとたまに近所にご飯食べに行くくらいで、ほぼパ
ソコンにかじりついてゲーム三昧の毎日でした。よく飽きないよね…。



でも、誰の影響か、おしゃれに興味を持ちだした息子。

ヘアワックス買ってみたり、あのブランドのTシャツがカッコいいから欲しい、買っ
て。15000円だよ。

もう一本Gパンが欲しいんだ、買って。9000円なんだ。

エアーマックスのなんちゃらが欲しいんだ、買って。25000円。



は、何！？ちょっと高いんじゃない？？ ユニクロ標準価格以上のものは自分の小遣
い貯めて買えって。

しかも身体はまだまだ発達途上、そんな来年着れなくなるようなサイズのものには高
いお金出せませんって。
どうせどこにも出かけないだろーが。



ある日、「ばあちゃん元気かなー」と息子。

なんだか珍しく電話かけたりしてしてるし。

「何話してたの」

「元気？って。会えないから寂しいねって」

ハハァ～私が渋ちんなものだから、そっちに向かったわけね。

何日かしたら、ばあちゃんから息子宛の郵便が。

息子「やった！」「がーーん」

いそいそと開けた中身は、図書カード！ばあちゃんのほうが一枚上手？



すると「ねぇねぇおかあさーーん♪」とすり寄ってくる息子から、額面の7割でカー
ドを買い取った私は、しっかりしてるのか、甘いのか、ひどいのか…。


おしゃれしてお出かけできる日が早く来るといいね。

まだまだかーたんの天に祈る毎日は続きます。