エッセイ
教えて!伊達さん ~お金にまつわるお話~ 第38回
2022年4月5日
教えて!伊達さん ~お金にまつわるお話~ 第38回 <2020年2月号>
◆家計の節約は固定費から
こんにちは、ファイナンシャル・プランナーの伊達です。
子育てコンビニの暮らしのお金に関するこのコラムでは、皆さんの暮らしに役立つ内容をお伝えしていきます。
新しい年が始まると家計の見直しをするご家庭も多いようです。
支出を減らすためにがんばって節約を始めたものの、1月を振り返るとそれほど上手くできなかったというケースがあるかもしれません。
今回は、家計の節約の考え方を紹介します。
■支出には2種類ある
支出には大きく分けて「変動費」と「固定費」の2つがあります。
変動費とは、その時の状況で増えたり減ったりする支出のことです。食費や日用品費、趣味娯楽費などが該当します。
固定費とは、ほぼ金額が一定の支出のことです。家賃や住宅ローンの返済額、若干金額の変動はありますが水道光熱費や通信費などが該当します。
最近話題のサブスクリプション型サービス、例えば毎月一定の金額で雑誌が見放題、コーヒーが飲み放題などのサービスがあります。これらはもともと変動費だったものを、固定費に変えたサービスといえます。
■変動費の節約は意外と大変
家計の節約というと、自分でコントロールできる変動費から手を付けがちです。食費や日用品費などです。日常の買い物を減らしたり、安い商品に変えたりして、なんとか支出を減らそうとします。
しかし、変動費の節約はその都度の考えながら実行しないといけないので、意外と手間がかかります。そのため、途中で止めてしまうケースも少なくありません。
ラテマネーといわれるような習慣になっている支出は、手を付けるのに精神的な抵抗もあります。いざ始めたもののストレスが積み重なってリバウンドすることも少なくないようです。
■固定費の節約から始めよう
それでは固定費はどうでしょうか。固定費は毎月の金額が固定されていますので、一度手続きをするとその効果が続くケースが多いです。
携帯電話の通信費の場合、プランを変えることで節約できるのなら手続きは1回で済みます。電気やガスの会社をまとめることで割引サービスを受けられる場合にも、手続きは1回で済みます。金額は少なくても、ストレスなく節約できるケースも多くあります。
固定費にはあまり利用していないサービスもあるかもしれません。スマートフォンに入っているアプリには月額制のものがあり、使用していないアプリは解約するとそれだけで節約になります。
家計の節約は継続が大事です。効果が続くという点で、固定費の見直しから始めましょう。
ぜひ参考にしてください。
※コラムの内容は執筆当時の情報によります。
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