ちどりこども園最新情報!
2006年10月18日に行われた説明会に参加してのレポートと、
2006年11月末現在の最新情報です!

注目の「ちどりこども園」は平成19年4月に開園する認可保育園に幼稚園機能を併せ持った新しい形の保育施設です。

保育園の申し込みに先駆け、幼稚園タイプ園児の入園申し込みがあるため、『幼稚園タイプ園児』の説明会が10月18日に行われました 今回はその内容も含め、最新の情報をレポートします。

説明会参加者は約15名。お子様同伴の方が多かったです。
会場の後ろの一部にカーペットが敷いてあり、小さなお子様が遊べるようにおもちゃが配置され、数人の保育士・幼稚園教諭の方が子どもを見ていてくださいました。

子育て支援室長のあいさつに始まり、ちどりこども園の概要や保育方針、こども園の特色やこども園での生活について、スライドと併せて丁寧な説明がありました。
施設についての話の後は、入園受付から決定までのスケジュールの説明。
『幼稚園タイプ園児』は認可保育園の申し込み方法とは異なり、1週間の募集期間に願書を提出し、健康診断と面接を受けた後に申込者が定員を越えていれば抽選となります。

1時間ほど説明を受けた後、質疑応答の時間がありました。たくさんの質問に対し、大変細やかに回答がありました。
一部を紹介致します。

三鷹市ちどりこども園は東京都の『認定』を受けたこども園なのですか。
東京都の認定を受けるかどうかは未定です。認定を受けない場合でも、ちどりこども園という名称に変更はありません。
幼稚園タイプ園児が3歳児からの募集になる予定はありますか。
市立幼稚園の幼児教育の継承という視点に立ち、その成果を引き継いでいく予定ですので、現段階での3歳児募集は予定しておりません。
幼稚園タイプ園児と保育園児は併願可能とのことですが、幼稚園タイプだけを希望した人が入園できないなど、困るような状況にならないか心配なのですが・・・。
抽選になった場合でも、補欠として定員を超えてしまった方にもお待ちいただき、空きが出次第順次繰り上げ入園になります。本来、幼稚園タイプ園児と保育園タイプ園児では入所基準も違っております。多人数のキャンセルが出ることは想定しておりませんが、保育園児の入所決定後の経過を慎重に検証していく予定です。
幼児教育を強化した保育とありますが、どのような内容でしょうか。
市立幼稚園で行われてきた研修・研究内容を踏まえ、幼稚園的視点を加えた保育を日常的に展開します。カリキュラムは現在作成中ですが、午前中の活動に重点をおき、隣接する小学校の先生方とも研究しあう機会を設けたりすることも考慮中です。
幼稚園タイプ園児も午睡(お昼寝)を行うのですか。
基本的に2時に降園のお子さんは午睡を行わない予定です。
長期のお休みは? 保育参観や保護者会はどのように行われるのですか。
休園日は土、日曜・祝日と年末年始で、春・夏休みなど長期休業はありません。保育参観は要望に応じていつでも可能です。詳しくは入園後の年間行事予定をご確認ください。なお、幼稚園タイプ園児保護者と保育園児保護者を分けて行う行事等はありません。
園内の設備については?
子どもが遊ぶ場所ということを配慮の元、建築してもらえるよう依頼しています。トイレは洋式が中心ですが、和式も一箇所設置するなど、就学への準備等も配慮していきます。
 
冷暖房は完備、1・2歳児室や小ホールには床暖房もあります。また、園内は全面禁煙です。
園庭の遊具は市立幼稚園で使っていたものをそのまま使用する予定ですが、砂場を作り、築山を少し高くする予定です。夏には組み立て式のプールを園庭に設置します。
施設長や保育スタッフは決定しているのですか?<
職員の体制は、事業団の職員採用も含めて、来年の1月くらいまでに決定したいと考えています。市からの職員についてはベテラン保育士・教諭を派遣し、安定して開園を目指したいと考えています。


〜2006年11月末現在の状況〜

今年度、4歳児は定員を上回った18人の応募があったため、抽選により入園者が決定しました。5歳児については二次募集を1月に予定しているとのことで、詳しくは広報みたかや市のホームページなどに掲載される予定です。
※ 保育園児の募集は平成19年1月5日から開始するとのことです。
※ 保育スタッフについては概ね1月には決定する予定ですが、一部は2月頃になることもあるそうです。


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2006年12月号