地域の少年野球の指導者をしているたじたじさんによる 子ども達の活動に関わるお父さん達のお話しとメッセージです♪ |
地域の子どもたちで構成する少年野球(三鷹市ではありませんが・・・)の指導者をしている「たじたじ」です。 「ママとパパのリレーエッセイ」に続き、2度目の登板です。 少年野球は1〜6年生と運動量も体格も幅広い子どもたちがいる為、純粋な指導者だけではとても手が足りず、 父達の参加によって相当助かっています。 平日は仕事で地域を離れていて、ご近所さんにはとてもシャイになってしまう。 今回は、そんなお父さんという生き物をどのように料理し、 少年野球という地域活動にズリズリと引き込んでいるかをお話します。 まずは少年野球に見られるお父さんの生態を分析してみましょう。
こんなところでしょうか。非常に一般的なお父さんだと思われます。 そんな父達を少年野球という地域活動に引き込むには、まずグランドに来てもらうことが一番! でも、「子供の応援に来てください。」と呼びかけてもなかなか集まりません。 (これだけで母達は沢山集まりますが・・・) また、親睦会等の飲み会だけを企画してもなかなか集まりません。 うちのチームでは「親子試合」「子どもの前でライバルチームとの親対決」等のグランドイベントを年に数回行い、 [1][4]にある男心をくすぐっています。 観戦だけではなく、父達の出番を作ることで、意外と参加率は高くなります。 「子どもの前でかっこいいところを見せたい!」という気持ちは全てのお父さんにあると思いますよ! グランドイベントを行なうことにより、お父さん同士や指導者とも自然に会話が増え、 初参加の父達も楽しんでくれます。 そうなればこっちのもんですよ! 「グランドイベントの打ち上げ」と称した飲み会への出席率は上がり、 一度盃を交わした男同士は距離がグッと近づきます。 その席で 「次回から練習にも顔出してくださいね!」 「子どもたちのために頑張りましょう!」 と声を掛ければ完璧です。 常時、うちのチームでは指導者の他に父達が5〜6人手伝いに来てくれてます。 毎週飲み会になってしまいますけどね・・・。 近所に飲んで、騒げて、共通の話題で話せる仲間が出来るということに 皆さん喜ばれてます。(もちろん飲めない方も!) また、父達同士が仲良くなり、自治会活動等の地域活動へも参加しやすくなっているようです。 私の地区の自治会でも現役のお父さん、OBのお父さんが参加していて、 少年野球という共通の話題で新たな仲間作りが出来ているようです。 子どもをダシに地域参加のきっかけを作るっていうのも手段の一つとしてどうですか? ちなみに、うちの子はOBとなりましたが、指導者仲間と父達とのお付き合いが楽し過ぎて辞められず、 私は未だにチーム残留。 いつまでこの生活が続くのやら・・・。 |
2008年2月号