お父さんの子どもの頃は・・・ そんな話を5歳(男)と3歳(女)の子どもに話をするMANBOOです。 私は、長野県で生まれ育った為か、自然が少ないと落ち着かないタイプです。 子どもの頃から、野山を駆け回る・・・そんな子供でした。 遊びといえば、プレステ、DS・・・とは違い、超合金(懐かしい〜)やゲームウォッチレベルでした(似てるか・・・)。. それでも近所の友達と釣りや虫取り、源流探しなんかをしてました。(源流探しとは、川を上っていき、どこが源流か探す遊びでした・・・) ある日、家族で帰省した時に、じ〜じ(私の父)が”山へ行こう”と子どもたちにいいました。 子どもたちは”え〜・・・怖いからイヤ”と言いながらも、無理やり連れて行かれました。(しょうがないので、私も一緒についていきました) 車(軽トラック)で、5分程・・・すぐに山道です。(当然舗装もされていません) ガタゴトガタゴト。 私は”あ〜あ〜・・・泣き出すだろうな・・・”と思って、子供の顔を覗き込むと・・・なんと、目をキラキラさせて笑っているではありませんか。 この反応には、私もびっくりしました。 そして、ある程度行った所で、車を止め、歩くことにしました。 春先だったこともあり、タラノメ、コゴミといった山菜が結構とれました。子どもたちも、山菜取りを楽しんでいる様子で、連れて来て?よかったと思いました。 少したつと、子どもたちが何やら別の遊びを始めたので、見ていると、ポケモンごっこを始めていました。 ”ポケモンゲットだぜ〜!!!”と言いながら、両手いっぱいに松ぼっくりを持っていました。そして、それを投げながら(結構軽いので、あたっても痛くないです)、”ピカチュ〜キミにきめた〜”と叫んでいました。 ピカチュウ?・・・と見ていると、その辺にある岩がピカチュウでした。 上の子は、蔓?草?の長いのを拾ってきて、”キャプチャーオ〜ン!!!”と叫んで、その辺の木がポケモンになっていました。 二人ともとても楽しそうに、30分程遊んでいるのを見て、ふと思ったことは、子どもは、与えられなくてもそこにあるものが遊び道具になるんだな〜と思いました。又、子どもの発想力はこんなに豊かなんだ・・・と再認識しました。確かに私もそうだった事に気がつき、とても懐かしく又うれしく思いました。 子どもの発想、想像力とはとても豊かであり、大人ではまったく太刀打ちできない・・・(理解できない?)そう感じることが多くなりました。 一見、まったく別の事をしているように見えても、結果、目的を達成している・・・(大人が求める結果よりも大きな事を考えていたり・・・) もしかしたら、大人社会の常識とは、子ども社会の非常識なのかもしれません・・・ なかなか理解できない世界かもしれませんが、少しでも理解できるようになりたいですね。 (理解する・・・と言うか、取り戻して行きたいですね。) これが、子ども心?と言うのでしょうか。 少し堅い話しになってしまいましたが・・・ この夏も、帰省する予定なので、今度は私が小さい頃にやっていた遊びを一緒にやってみようと思います。(下の子は、女の子なので、ちょっと心配ですが・・・) 与える遊びではなく、子どもたちが想像できる遊び(場所)を今後も与えて行きたいですね。 (親のエゴかもしれませんが・・・) |
2008年7月号