HOME>2013年5月号特集 子どもの安全を守ろう!>三鷹市の取り組み教えてください!〜安全安心課でお話をうかがいました!
取り組みその1 子どもと保護者に知ってもらう!
☆地域安全マップ☆ | |
安全を守るためには、まずは、知識が必要ですよね! 気をつけなければならないのは、どういう場所なのか、どういうときなのか、 どういうことに気を配ればいいのか・・・ 三鷹市では全ての小学校1年生に、地域安全マップを配布しています。 それぞれの学校の学区をカバーしたこのマップには、車が多いところ、人通りが少ないところなど、 気をつけたほうがいいところや、いざというときに駆け込める子どもひなんじょや 交番、郵便局、コンビニエンスストアなどが載っています。子どもの行動範囲を見ながらチェックしてみるのに便利です。 |
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また、三鷹市では、 学校で子どもたちに防犯の心構えなどをレクチャーしたり、子どもが自分で安全なところ危ないところを見る目を養えるようなワークショップもやっているそうです。 このワークショップは3〜4年生ぐらいが対象だそうですが、“見えにくい” “入りやすい”というところが犯罪が起きやすいことから、あらかじめそういう話をしたあとで、「見えにくい 入りやすい」をキーワードに子どもたちがグループに分かれ、カメラを持って学区内をチェック。「見えにくい 入りやすい」ところの写真を撮り、学校の戻って、皆でマップをつくるというものです。 教えられたところだけじゃなくて、自分で「危なそうだな?」と感じられるようになることも大切ですよね! |
取り組みその2 地域の人たちと一緒に守る!!
☆安全安心・市民協働パトロール☆ | |||
黄色いベストや腕章、自転車に黄色いステッカーをつけた方を見かけたことはありませんか? 地域のボランティアの方が、子どもたちの登下校の時間帯を中心に、地域をパトロールしてくださっているのです。「この地域では、防犯に関心がある」という姿勢は、犯罪の抑止につながります。 50団体、約1500人の人達がこのパトロールに参加しています。 小学校に入学すると、PTA活動の中でやはりこういうパトロールがありますが、学校とは関係のない人でも、2人以上のグループで登録すれば、パトロール活動に参加できます。 また、愛犬の散歩にあわせて、防犯活動をする「わんわんパトロール」に参加する方もいます。 悪い人を見つけて捕まえる!!などというのではなく、ここは危険そうかしら?ここは街灯が切れているわ!など、そんなことのチェックをするつもりで気軽に参加してよいそうです♪ 子ども達も、たくさんの人が自分たちを守ってくれていると思うと、登下校も外遊びもちょっと安心ですよね! |
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☆落書き消去活動☆ | |||
落書きと子どもの安全・・・・ちょっと関係がなさそうですが、いえいえ、実はコレ大事なんだそうです! 落書きがそのまま放っておかれているところは、地域の関心がないところ。 地域の目がないということは、防犯が行き届いていないということですよね。 小学生や、中学生も消去活動に参加したりするそうです。 自分の地域で「落書きを消したい!!」と思ったら、グループで申し込むと消去に必要な道具一切を用意してくれるのだそうです。 |
取り組みその3 その他、子どもを守るいろいろなこと!
★子どもひなんじょ・こども110番 | ||
子どもひなんじょ(こども110番)は、 子どもたちが「声かけ」や「つきまとい」などの身の危険や不安を感じたときに、直ちに駆け込み、 救助を求められる緊急の避難所です。 登録した個人や商店・事業所が 「子どもひなんじょ」のプレートを出し、何かあったときのセーフハウスになっています。 |
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★スクールエンジェルス | ||
市内15の小学校にスクールエンジェルスという人たちがいますよ♪ スクールエンジェルスについてはこちら! |
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★青パト | ||
こういうパトカーみたいな車を見かけたことがありますか? 警察のOBの方が乗車し、3台の青パトが市内をパトロールしています! また、市内の防犯団体への貸し出しもしていて、地域の安全を守る青パトとして活躍しています。 |
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★防犯ブザーの貸与 | ||
小学校に入学したみなさんに、防犯ブザーを貸与しています(私立小学校の子ども達も希望すれば借りられます♪) |
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★安全安心メールの配信 | ||
登録すると、不審者・犯罪などの情報をメールで受け取ることができます。こちらをご覧ください! |
本日お話をしてくださったのは、 三鷹市 生活環境部安全安心課の中村課長さんです! 中村さん、子育て中の私たちにアドバイスをお願いします! |
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生活環境部安全安心課 中村課長 |
「地域安全マップ」などを利用して、是非、お子さんと一緒に近所を歩いてみてください。「ここは見えにくいかな?入りやすいかな?」と 確認しながら歩くと、新しい発見があるかもしれません。 また、小さいときから、「やっていいこと」と「やってはいけないこと」などをお子さんと話す機会がたくさんあるといいですね。 |
中村さん、ありがとうございました! |
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2013年5月号