ママになって、先生になった!
   おやこでよってチョコっとあっぷるーむ講師体験記!

おやこでよってチョコっとあっぷるーむは、三鷹市市民協働センターで、おやこひろば実施協議会を組織し、協議会が実施するするという形で2006年11月に始まった親子のための事業です。

子育て中のお母さん方が、まず親子で外に出て、何かを始めるきっかけをつかんでほしいというのが、このひろばの目的で、現在週3回3歳以下のお子さんをお持ちの方(妊婦さんを含む)対象に、子育てする上で参考になるような、またリフレッシュできるような楽しい講座を開催しています。

参加する側のお母さんも数年後は企画の側にというのが、実施協議会側の当初の目標でしたが、3年目にしてすでにそれは実現し、今では、この講座の講師希望者に小さなお子さんを持つ方が多数加わり始めています。

この講座の講師をされた方に、お話しをうかがいました。

以前、「羊毛ボールのミニツリー講習会」を開催しました。
お子さんと一緒の講習会だったので、どうなるかと少々心配しましたが、赤ちゃんのお世話は子育てコンビ二のスタッフの方にしていただき、2歳前後のお子さんはママと楽しく作業してくれました。

講師をして感じたのは、手のかかる赤ちゃんがいるお母さんこそ何かやりたいと強く思っていることでした。
私も子ども二人、子育て中なので、その気持ちがとてもなつかしく思い出されました。

「チョコっとあっぷるーむ」で子育て奮闘中のお母さんが、少しでもリフレッシュできるといいですね。

アトリエみそら 赤羽小百合


赤ちゃん連れのママたちが扉を開けたとたん
ふわ〜っとしたやわらかな空気が漂う。

自然の理にかなった
それはそれは、ゆったりした時間が流れ込む。


作ってくださる布コラージュは
それぞれ全く違う作風にも関らず
どの作品も
初々しい若さと
逞しい生命力に溢れていて、
見ているこちらも
少し若返ったような、
華やいだ気分になる。

ママたちの
幸せのおすそ分けをいただいているというわけだ。


勿論、どのママたちも
多かれ少なかれ、さまざまな形のストレスを受けながら
なんとかバランスをとって
一生懸命「お母さん」をやっておられるのは
重々承知の上のことである。


けれど、愛する人を亡くした悲しみを抱えておられる方や
何年にも渡って介護を続けておられる方
病と闘っておられる方の作品には
決して見る事のできない
きらめくような「幸せ」が、
ママたちの作品には溢れているのだ。


命を生み育てているときの女性が
こんなにも美しく輝いているのだということに気づいたのは
チュコっとあっぷるーむで出会ったママたち、おちびちゃん達のおかげです。


私自身、子育て期間も残りわずかになった今
「ばあば」の気持ちで、
若いママたちに、
子育ての蜜月期を、「息苦しさ」ではなく「幸せ」に感じてもらえるように
ワークショップで少しでもお役にたてたらいいなあと思っています。

「自分発見!布コラージュでアートカード」satomi

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2009年4月号

テーブルの素材は、+ほっと*みるく+さんからお借りしています。