井の頭保育園の子どもたち
 西堀廣子写真展から

それぞれの写真をクリックすると大きいサイズでご覧いただけます

 2002年11月、三鷹市中原3丁目にある「むさしの郊外美術館 FIRST ART FORUM」で、「井の頭保育園のこども達」西堀廣子写真展が行われました。「井の保」のベテラン保育士の西堀先生が「こどもの目線」で撮った写真は、保育者ならではの、あたたかいまなざしが感じられます。親にとっては、見たくてもなかなか見られない保育園のこども達。その、いきいきとした表情や、あどけない仕草をとらえた写真を「子育てコンビニ」のページで、何回かに分けて紹介していきたいと思います。
「チャボ当番」

 
ボールちょうだい」
 今年で創立52周年をむかえた三鷹市の社会福祉法人「井の頭保育園」は、絵本の読み聞かせや、わらべうた遊びをいち早く保育に導入した園として知られ、3歳から5歳児をひとつのクラスにした混合クラスの実践や、無農薬の食材を使った手作りの給食など、「ひとりひとりを大切にする」保育が、さまざまな形で継承されている保育園です。
 こどもの居場所といったものが社会からどんどん無くなり、早期教育などによって競争社会に追い込まれていく昨今のこどもをめぐる状況のなかでは、保育園という場所は、こどもが、こどもらしく生きられるサンクチュアリのようなところかもしれません。こども達は木登りをしたり、泥団子を作ったり、鬼ごっこをしたり、ほんとに楽しそうに遊んでいます。

 
 このページでは、保育園のこども達の生活についてのコラムを、地域との交流紙「井の保だより」から抜粋し、まだまだ一般には知られていない保育園というところを、わかりやすく紹介していければと思っています。
「刷り上がりを見つめて」

 
電車ごっこ
 井の頭保育園では、現在、井の頭3丁目で新園舎の建設が行われています。国や都からの補助金がでても、まだ、その工費が不足している状況で、バザーやフリーマーケット、コンサートや写真展など、さまざまなイベントを行い、保育園のOBをはじめ、地域の方々にも広く寄付を募って、新しいステキな保育園を作ろうと奮闘しています。無垢材を使い、「木のぬくもり」の感じられる、新しい保育園づくりに協力していただける方は、下記の口座へご送金ください。なお、詳しくは、井の頭保育園(TEL43-7916)まで、お問合わせください。
口座番号 00170−7−25200    
加入者名 井の頭保育園園舎建て替え委員会
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