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第1回 家庭の力で子どもを守ろう

こんにちは!三鷹市消費者活動センターのますじんです。これから毎月、「子どもに関するお役立ち情報」を色々とお伝えしていきたいと思ってます。

2013年11月号の特集では、インターネットの使用の際に気をつけなければならないこと、最近増えているワンクリック請求や、それにも関係していますが、個人情報の大切さについて考えていきましょうということをお話しました。そして、これらのことは、子どもだけが注意するべきことなのではなく、まずは周りの大人〜お父さん、お母さん〜がちゃんと意識をしていくことが大切です。


インターネットなどの技術は便利で、うまく使えば有効ですが、「うまく使う」ということは、子どもたちが最初から一人でできることではありません。
一人で安全に使いこなすことができるまでは、まずは、与える側である親が、きちんと管理把握することは、とても大切なことです。


携帯電話、スマートフォン、そして、通信ができるポータブルゲーム機を渡すときに、家庭でのルール(たとえば、自室に持ち込まない、アクセスに制限をつける、遊ぶ時間を決めるなど)を親子で話し合って決めることはもちろん、お子さんが小さいうちから、そういった話ができるような、親子間のコミュニケーションがとりやすい関係を作っていくことが何より重要だと思います。

コミュニケーションがきちんと取れているならば、さまざまなトラブルを未然に防ぐこともできますし、万が一予期せぬトラブルに出会ったときも、すばやく対応することができるでしょう。


三鷹市では、市内公立小学校の5年生を対象に、子どもと保護者の方が家庭で身の回りの危険などについて話し合う機会をつくっていただきたく、材料となる副読本「みんなで目指そう カシコイ消費者」を配布しています。(今年度は9月に配布しました。)

お子さんだけでなく、保護者の方にも非常に役に立つ内容が掲載されているので、学校からお子さんが副読本を持ち帰ったら、ぜひぜひ、ご一緒に読んでほしいと思います。
意外にも、そういったものを配布されているのを知らない保護者の方が非常に多い(!)ので、小学5年生のお子さんをお持ちの保護者の方は「こういうのを貰ったでしょ?」と聞いてみてください(笑)
副読本画像


また、お子さんがもっと小さい保護者の方は、インターネットについて(インターネットにつながっているというのはどういうことなのか、ブログやTwitterなどに文章や写真を投稿するというのはどういうことなのか、インターネット上にある情報を全て正しいと思わない、など)是非お子さんに伝え、一緒に話し合ってみてください。

お子さんをインターネットトラブルから守るのは、まずは保護者の方が「カシコイ消費者」になることが大事なのです!

次回は「実際に迷惑メールに返信してみたら・・・」というお話を考えています。

2013年12月号


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