2012年9月のおすすめ絵本

「おはなしころころ」は2011年の三鷹市「子どもと絵本ボランティア講座」修了メンバーによる
新しい自主グループです。
おはなし会をブックトーク形式で行うのがよそとひと味ちがうところ。
ブックトークとは、ストーリーラインをつくって本をどんどん紹介していく方法です。
　定期的なおはなし会はまだ行なっていませんが、三鷹市内のどこでも出前しますよ。
小さい子向け・小学生向け・子育て中のお母さん向けにそれぞれ対応します。

◆おはなし会　へんしん！　せかいいち◆
（年長さんから3年生くらい対象ですが、本好きな子ならもっと小さくても大丈夫）

「はらぺこあおむし」

作・絵：エリック・カール
訳：もりひさし
出版社：偕成社

「アリからみると」
文：桑原隆一
写真：栗林慧
出版社：福音館書店

ビッグブックのしかけ穴をぬいぐるみのあおむしがくぐっていきます。
あおむしは何に変身するのかな。世界一有名な青虫の本。

アリに変身（したつもり）、こんな視点で虫の世界を撮るうちに
カメラマンの栗林さんは世界一の昆虫写真家になりました。

「ぼく、ムシになっちゃった」
文：ローレンス・デイヴィッド
絵：デルフィーン・デュラーンド
訳：青山南
出版社：小峰書店

「ちいさくなったおにいちゃん」
作：ウィリアム・スタイグ
訳：木坂涼
出版社：セーラー出版

絶版重版未定（2012年9月現在）

20世紀の小説で世界一有名なカフカの「変身」を、
なんと小学2年生におきかえた絵本です。
ハッピーエンドだからご安心！

意地悪なお兄ちゃんがあやまって小人サイズに変身！
　弟はおもしろ半分にお世話をはじめますが…。
スタイグは世界一お年の絵本作家、95歳まで描きつづけました。
これは89歳の時のもの。

「キャベツくん」
文・絵：長新太
出版社：文研出版

日本発・世界一有名なキャベツの変身絵本。
いろんな国で大人気です。
「ぼくを食べるとキャベツになるよ」「ブキャ！」

「赤ちゃんが大好きな絵本」
著：赤木かん子・加藤美穂子
発行：㈱ポーラスタァ
発売：河出書房新社

妊娠中から0・1・2歳まで、子どもが愛おしくてたまらなくなる珠玉の80冊を紹介。
ママと赤ちゃんどちらもしあわせになれます。