<0〜2歳> |
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「だっこだっこだーいすき!」 文:かみじょうゆみこ
絵:100%ORANGE
出版社:福音館書店 |
おとうさんだっこ、おねえちゃんだっこ、おにいちゃんだっこ、おばあちゃんだっこ・・・おばあちゃんはおやつもくれたし!
子ザルは家族みんなに、だっこだっこだ−いすき とだっこをせがみます。
家族みんなが、今していることの手を止めて、いいよいいよと優しくだっこしてくれます。最後はもちろんおかあさん。
小さな子どもが家族に育まれている感、愛情をたっぷり感じます!!
実際問題、子どもの要求にすぐ応えてあげるのって結構難しいものですよね。おサルの家族はエライな〜〜 |
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「ぎゅっ」 作:ジェズ・オールバラ
出版社:徳間書店 |
子ザルのジョジョ、お散歩してたらまわりのお友達はみんなママとぎゅっとハグしている。なんだか自分もママにぎゅっとしてもらいたくなっちゃった。
近くにいたぞうのママさんが一緒にジョジョのママを探してくれますが・・・・。ジョジョは無事にママに会えるかな。
ママのぎゅっは、子どもの安心の素!絵本の中には「ぎゅっ」しかセリフがありません。
お子さんと一緒に絵本を見ておはなししながら、最後にいっぱいぎゅっ!です♪
集団への読みきかせにはあまり向きません。お膝に抱っこして読んであげたい絵本です。 |
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<3歳〜未就学児> |
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「ぽっかぽかだいすきおさるさん」 写真:福田幸広
出版社:ポプラ社
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長野地獄谷温泉の野猿の写真集。まず表紙からほのぼの〜。雪見露天風呂と二ホンザル、ってなんてマッチするんでしょ♪
温泉行きたいっ!
ちなみに、井の頭自然文化園にいるサルは、アカゲザルと言う種類です。ニホンザルではないんですって。 |
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「タンタンのぼうし」 作:いわむらかずお
出版社:偕成社
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14匹のねずみシリーズの作者のいわむらさん作。
なんとも夢があります!タンタンが大好きな帽子はとっても愉快!ひょいっと投げたら、おや、中にバッタが!
ひょいっと上に投げたら、今度は小鳥が!思いっきり上に投げたらなかなか落ちてきません。あれれ・・・!
子どもと一緒に、今度はなんだろうねーなんだろねーと楽しめますよ。オチも素敵。
このタンタンもシリーズで何冊か出ていますが、私はこの“ぼうし”が一番好きだなー。 |
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「じゅっぴきでござる」 文:エクトル・シエラ
絵:高畠純
出版社:佼成出版社 |
10匹のサルがいました。「おはなしをきいてくださる?」と始まり、ダジャレなんだかビミョーなラインの言葉遊びで、サルが一匹づつ減っていきます。
最後は、全滅どころか・・・・わぉ!
ゆる〜い数の遊びですかね。文章を書いた方は、日本大好き日本在住のメキシコ人の方だそうです。 |
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「さがしてみよう おさるが100ぴき」 作:せべまさゆき
出版社:偕成社 |
100匹のおさるがいます。ページ一面です!おさるみんな顔が違い体つきも違います。
”ウォーリーを探せ!”のように、その中から指定のおサルを探し出します。でも、かいぶつがやってきて大騒ぎ!
病院の待合室とかじっと待っていなきゃならない時などに使えそうですよ! |
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「おさるのれっしゃ」 作:牛窪良太
出版社:アリス館 |
おさるが運行する列車は、切符がバナナ!動物の種類ごとに客車(貨車)に乗っています。
クマにシカ、怖そうなライオン、そして団体割引を要求するアリたちも!
何気に動物達がリアルです。 |
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「ひとまねこざる」
(おさるのジョージシリーズ) 作:H・A・レイ
訳:光吉夏弥
出版社:岩波書店 |
いたずら大好きのおなじみジョージです。
いたずらというより、親切や一生懸命のやさしさが、ちょっと頓珍漢で。。
でも、何をされても憎めないかわいいジョージ。
金の星社ではアニメーション版のおさるのジョージシリーズを出していますが、
やっぱり原作のレイ夫妻の書いているこちらの岩波のシリーズの方がおススメです。 |
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<もっと大きい子、大人向け> |
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「ぞうまうぞ・ざるのるさ」 文:石津ちひろ
絵:高畠純
出版社:ポプラ社 |
さかさ言葉遊び。回文ってやつです。しかも、ゾウとサルにまつわるものばかり。
「ぞうくんは ごはん くうぞ」「ぞうがちいさい?ちがうぞ!」
「さる ほるさ」「さるでも モデルさ」後ろからも読んでみて!
楽しい言葉に高畠純さんのおとぼけな絵が付いていて楽しい。
読むとなんだか自分でも回文が作れちゃいそうな気になるんだけど、うーん、絶対できない〜!!
この本は、小学生ぐらいになってからのほうがより楽しいかもしれませんね。 |
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「おさる日記」 文:和田誠
絵:村上康成
出版社:偕成社 |
絵本と言うより物語。大きい子向けというより大人でも充分楽しめます。
船乗りのお父さんのお土産?の赤ちゃんサル、男の子は喜んで可愛がります。でも、その後の展開がビックリです。
ラストは小さな子にはわからないでしょう。大人の私にもわかりません(笑) |
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「さる・るるる」 作:五味太郎
出版社:絵本館 |
大きなストーリーの中で、「さる」が「る」のつく行動をします。さる・くる さる・みる さる・ける さる・うる・・・
へぇ〜とか、フフとか、クスリと笑えます。さるの表情も面白い!
小学校等での読みきかせのオマケ本としても活躍しますよ♪
やはりシリーズがあり、「さる・るるるonemore」「さる☆るるるspecial」「さる・るるる・る」
五味太郎さーーん、発想が豊かすぎます! |
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