<0〜2歳> |
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「おててがでたよ」 作:林明子
出版社:福音館書店 |
赤ちゃんのしぐさが可愛いのなんのって!
絵本と同じようにママも一緒にまねっこしてみましょ。おててがばぁ!親子で楽しめますよ。
こんな小さな「できた」がとっても大切な時期はわずかですよ。どうぞ大事にね。 |
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「じょうずじょうず」 作:まついのりこ
出版社:偕成社 |
小人さんがいろんなことに挑戦します。そしてそれにたいして「じょうずじょうず」
くつはけるかな、ボールなげられるかな、てをあらえるかな・・・・
小さな一つ一つを「じょうずじょうず」と丁寧に褒めてあげる。子ども達の自分でやる!っていう声が聞こえてきそうですよ。
子どもに持たせられる小さくて丈夫なボードブックです。 |
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<3歳〜未就学児> |
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「ふたごのひよちゃんぴよちゃんはじめてのすべりだい」 作:バレリー・ゴルバチョフ
訳:なかがわちひろ
出版社:徳間書店
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大きな公園にはじめて遊びに来たふたごちゃん達。
すべり台はとっても高くかんじます。ぼくたちまだちっちゃいからね、とふたごちゃん達は尻込み。
でも勇気を出してすべり台の上まで登って、ビーバーのお兄ちゃんのしっぽに乗せてもらって滑って見たら・・・・楽しい!
一度弾みがついたらもう大丈夫!怖いより楽しいが勝ちます。 |
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「コッコさんのともだち」 作;片山健
出版社:福音館書店 |
保育園に行っているコッコさん、なかなかお友達ができません。ちょっと引っ込み思案のようです。
いつも一人ぼっちです。先生が言います、二人で一組になって手を繋いでください。どうしよう・・・
よーくまわりをみたら、同じように途方にくれている女の子が!お互い洋服をつかんで、手を繋いで、にっこり。
それから二人はいつも一緒にいました。二人でいると嬉しいのです。とってもとっても嬉しいのです。 |
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「はじめのちいさないっぽ」 作:サイモン・ジェームズ
訳:小川仁央
出版社:評論社 |
まいごになっちゃったアヒルの兄弟。一番下のぼうやは「ママにあいたい・・・あんよがくたくただ・・・」座り込みます。
お兄ちゃんがいいました「『はじめのいっぽ』って やったことある? かたあしをあげて『はじめの』っていって、それからあしをおろして『いっぽ』って いうんだよ」
はじめのいっぽ、はじめのいっぽ・・・・あれれ不思議どんどん前に進みます。まるで魔法の言葉です。
途中疲れても、はじめのいっぽ、忘れてない?お兄ちゃんの優しい声掛けで、あーそうだった!と、またいっぽいっぽ進んでいくぼうやなのです。
お兄ちゃんは、大人である私たちのあるべき姿を伝えてくれているようです。ちょっとの声掛け、そっと背中を押してあげることの必要性。
この本のラストは、このおチビのぼうやがもう一人でも大丈夫!という確信さえ私たちに与えてくれます。
何事も「はじめのいっぽ」があるんですよね。とっても忘れがちですけど。 |
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「ずっとママといっしょがいいの!」 作:ヒド・ファン・ヘネヒデン
訳:野坂悦子
出版社:主婦の友社 |
カンガルーの子ベビルーは、ママのお腹のふくろからでません。
だって暖かいしっラクちんだしっ。こんなに大きくなってもお腹のふくろにいる子はほかにいません。
ママは外の世界も楽しいのよ、と伝えますが、なにかと理由を付けてふくろから出てきません。
でも、あることがキッカケとなりさっさとふくろを飛び出していったベビルー。
「あんまり遠くまでいかないのよ」
・・・親離れ子離れの巣立ちの時期でもあるこの4月にピッタリの本ですよ。 |
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<低学年まで> |
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「ぼくのかえりみち」 作:ひがしちから
出版社:BL出版 |
そらくん、学校からの帰り道に思いついたこと、それは、道路の端の白線を辿っておうちまで帰ること。
誰しも経験ありますよね。(私は大人になった今でもたまに横断歩道とかでやっちゃいますがw)
そらくんは、途中の難所やアクシデントをどうやって乗り越えていくのでしょうか。
イマジネーション豊かなそらくんに、子どもと一緒にわくわくしちゃいますよ。
そして安心する素敵なラスト。
そうそう、小学校で読みきかせするのなら低学年にピッタリですが、安全な道路で車に気を付けてやるのよ、と一言添えましょうね。 |
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「いっしょならもっといいに」 作:ルイス・スロボドキン
訳:木坂涼
出版社:偕成社 |
1人でも楽しいことはたくさんあるけれど、2人ならもっと楽しい。もっとたくさんのお友達がいたらもっともっと楽しい。
面白い遊びが広がるよって、やさしく教えてくれてます。
1人が好きな子だっています。それを否定しているわけじゃないところがいいですよね。
お友達を意識しだした年長さん〜小学低学年さんにどうでしょうか。 |
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<もっと大きい子、大人向け> |
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「リンドバーグ〜空飛ぶネズミの大冒険」 作:トーベン・クールマン
訳:金原瑞人
出版社:ブロンズ新社 |
固定観念はいけません。わかってはいるけどね。いやいや、でもネズミが飛行機だなんて・・・。
この本はパパ向けかな。実際bookshopでは、大人向けの航空雑誌と並べて置いたらとてもよく売れているそうですよ。
緻密なイラストが玄人をも唸らせるのかも。
たまにはこんな本を読んで、心を解放してあげませんか。夢が広がります。さあ!大人もスタートです! |
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