vol.19 冬を楽しむ




「季節の手仕事」


木枯らしが吹く頃になると
ホットカーペットの上にペタンと座って
親子でせっせとリリアンをします。

息子が3〜4歳の頃から
リリアンは冬の恒例手仕事となっています。

私は編み物も縫い物もまるでダメなのですが
なぜかリリアンだけは せっせとやります(笑)

息子と2人で たわいもない話しをしつつ
ポカポカなカーペットの上で それぞれ自分の手をせっせと動かして
長〜い紐を作るのです。

2人で編んだものを繋げたり絡ませたりして
マフラーにしたり、コースターにしてみたりします。

自分で作った物が日常使いの品になるという喜びは

「大切に使う」とか「お気に入りを見つける」という事への
第1歩のような気もします。

小さな子供でも親しみやすいリリアンは
親子で楽しむ手仕事としてオススメです。

あたたかいお部屋で
この冬、楽しんでみては?



「冬の味」

鬼胡桃、美味しいけれど「食べる」に至るまでには努力が必要です。
いわゆるスーパーで見かける胡桃と違って とにかく固い!

苦労して割ったわりには
実の部分が少なかったりするのですが
味は他の胡桃よりもコクがあって美味しいと思うのです。
ちょっぴり雑味もあって野性的な味でもありますが
私は大好き♪

苦労する甲斐のある味なのです。

ストーブの前で苦戦しながらこじ開けて食べる胡桃は
いつしか我が家の冬の味になっています。


「音であたたまる♪」

どうしても寒い日が続くとお部屋にこもりがちになります。
基本的に一日中、音楽を流しっぱなしの我が家なのですが
時々は聴いてるだけではなく「自分も奏でたい!」と思うのです。

そう思った時に手軽に演奏できるのがコカリナ。
息子が小学1年生の時に親子で児童館のコカリナ教室に参加していたのですが
その後、息子はコカリナがきっかけで音楽好きになり
現在はギターを弾くようになりました。

今では 私はコカリナ、息子はギターで
時々、簡単な「セッションもどき」をします(笑)
どこかで発表する訳でもなく誰かに聴かす為でもなく
ただただ自分達が楽しむ為の演奏なのです。 
でもこれが又、実に楽しいのです!

他にもアイリッシュホイッスルやカリンバなどなど
その場でパッと手軽に楽しめる楽器が我が家にはいくつかあります。

それらの楽器に混ざって写っているCD2枚は
最近、息子と2人してお気に入りのアルバムなのです。

「ハナレグミ」と「加藤千晶」のアルバム。

どちらのアーチストも
親子でライヴやイベントに行っているので
息子とはちょっぴり「同志」と言うか...
共通な時間を過ごせた仲という感じで
一緒に聴くと楽しさ倍増なのです。

音楽がある空間って
心も体もポカポカとあたたまるような気がします♪


2006年 12月号

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このページの素材は 胡桃の素材部屋 さんからお借りしました